アメリカ滞在10年間のサバイバル日記

アメリカと英語に魅せられた女性の滞在10年間のサバイバル日記

アメリカは結婚式も違うーアメリカ生活

着飾ったアメリカの新郎新婦 イメージ


2023.03.16 更新済: アメリカの結婚式のイメージ写真追加

(注: 本ページにはプロモーションが挿入されることがあります。)

 

 

私は、在米期間中、残念ながら自分の結婚式をすることはありませんでした(笑)が、現地の結婚式は体験することができましたので、本日は簡単にルポしています。

出席されるとき等のご参考にしていただくと嬉しいです!

 

人のいる公園で結婚式?

 

まず、アメリカで生活するようになって、ちょっと新鮮な驚きがあるのが、ゴールデンゲートパークなどの大きい公園に行くと、必ずのように結婚式をしている人達がいること!

 

『公園で結婚式?』と思うけど、樹木や草花などが豊富に茂る広いガーデンで景色は良いし、カリフォルニアはもちろん毎日と言って良いほど晴天!

日本と違って野外を式場に選んでも、それほど困ることは無いわけですよね。

 

ゴールデンゲートパークのような野外で、ウェディングドレスを着ている花嫁を見ると、暖かなカリフォルニアの日差しに見事に映え、幸せそうで本当に羨ましい。

 

また、彼らはその式の後、公園内か近くのレストランでパーティーを開くそうなんですよね。

 

ガーデンパーティーは多い

 

聞いたところによると、カリフォルニアでは、結婚式をガーデンパーティー形式で行う人達が多いそう・・・。

そこに神父さんに来てもらい、結婚の誓いを交わし、その後、パーティーで盛り上がるというもの。

 

ウェディングドレスは自由

 

これもちょっと驚いたのですが、アメリカ人って、ウェディングドレスの選び方も様々。

写真で見せてもらったけれども、私の知り合いのアメリカ人の女性は、何とパステルカラーのワンピース(丈も普通のワンピース丈のもの)をウェディングドレスに選び、それで式当日は過ごしたということでした。

 

そういうところも画一的でなくって、自分を持っているアメリカ人らしいですよね。

 

でも、私だったら、ちょっとそういう全く違った選択をする自信が無いかな~。無難に白いウェディングドレスかな、と思ってしまいますね。

 

surviving-us.com

 

ご祝儀はなし

 

アメリカの結婚式で助かったのが、当時、私はまだ米大を卒業する前で、経済的余裕はあまり無かったのですが、アメリカって、この“ご祝儀”は不要なこと。

 

私が出席させてもらったその結婚式では、カタログの中から欲しい贈り物は何か、予め新郎新婦に聞き、その贈り物の代金を皆で割って支払っておくというものでした。

 

アメリカでは、こういうところも合理的ですよね。この時は気軽に出席できて本当にありがたかったです。

 

あわせてよみたい↓

surviving-us.com

 

結婚式の参加者の服装は?

 

私が参加した印象では、特に華美な服装でなくても新婦さんとかぶらないちょっとおしゃれでフォーマルな服だ周囲にうまくとけこめそうでした。

 

私の場合は、艶のあるグレーのスーツ上下に上品なアクセサリーをつけていったのを覚えています。近所のショップで上手にお買い物(綺麗めのスリフトストアーですよ)できました。

 

神父さんはちゃんと説教をする

 

面白かったのが、神父さんって、結婚の誓いをさせるだけでなく、きちんとした“説教”をしてくれるということ。日本での仲人さんみたく、事前にカップルと話をし、これからの結婚生活が上手くいくようにとお話をしてくれる。

 

ちなみに、私のその同級生の結婚式では、ご主人の方が経済的に若干締まり屋で、友人(女性側)の方が結構散財してしまうほうだったようで、ご主人の方が、「貴方はお金もうけのために彼女と結婚するのではない。2人で幸せを築くために結婚するのである。」などと、神父さんから説教を受けていたのが思い出されます。

 

そこで会場は、ゲストの笑いの渦に・・・。

 

あんまりその他の神父さんの話の内容は覚えていないけど(ごめんなさい)、その部分が強く印象に残ってしまってますね(笑)。

 

結婚式の後はパーティー(披露宴)

 

その後、アメリカらしく、室内と屋外スペースの両方にテーブルを配置した会場でのパーティー

 

アメリカの結婚式 ダンスする女性 イメージ


型にはまらないというか、楽しくお食事をいただきながらのおしゃべり、音楽・ダンスの流れ。

 

司会は日本のようにプロの司会者はいず、ゲストのリーダー的な人がその都度仕切り、新郎新婦がそれぞれのテーブルを回ってカジュアルにおしゃべり(挨拶)をしに行くという感じ。

また、日本と違い、新郎新婦もゲストと一緒に食事をしながらおしゃべりを楽しみますので、始終、リラックスムードで良かったですね。

 

思い思いのダンスで楽しむ

 

説明が遅れてしまいましたが、この時の結婚式のカップルは、日本人の女性(友人)とチャイニーズアメリカン(中国系アメリカ人)の素敵なカップル。

 

アメリカの結婚式 フリーフォームでダンスする女性 イメージ


中国系らしく、ゲストである親戚の結束は強そうで、ダンスを皆で踊ったりして楽しんでいる様子。チャイニーズアメリカンらしく、このフリーフォームのダンスの旨さと底抜けの明るさは羨ましかったですね!

 

一方で、私達、日本人学生で構成されているテーブルは、皆、ダンスが苦手なこともあり、会話を楽しんでパーティはお開きになりました。

 

アメリカは結婚式もフリーフォーム

 

さて、多様性の国らしく、結婚式もフリーフォームで行われるアメリカ。

 

ここではご紹介しませんでしたが、他にもシティフォール(市役所)での届け出と結婚の誓いだけで簡単に結婚式を済ませたり、ラスベガスでドライブスルー形式の式で済ませる人も・・・。

 

日本でも最近は色んな型で式をする人が増えてきましたが、アメリカでの結婚式のあり方も、まだまだ興味深いですね。

 

それでは良いアメリカ生活を!