アメリカ滞在10年間のサバイバル日記

アメリカと英語に魅せられた女性の滞在10年間のサバイバル日記

アメリカ人は意外に服装に厳しい-アメリカでの服装とビジネスカジュアル等

 

ビジネスカジュアルのアメリカ人女性 イメージ



 

2023.10.20更新:女性向けビジネスカジュアルのスーツを追加。

(注: 本ページにはプロモーションが含まれています。)

 

アメリカ人は日本人にとってすごくカジュアルに見えるので、分かりにくいんですが、意外にTPOに厳しいところもあり、きちんとしたレストランではジーンズや半ズボンはご法度だとか、銀行などちょっと改まったところに行くときは、きちんとしたシャツを着ていくなどドレスコード(TPOに応じた服装のルール)があります。

 

特に職場では油断をしていると失敗してしまうこともあります。本日はそんなお話を、私の失敗談とともにお話します。

 

具体的なビジネスカジュアル(レディース)はこちらでご紹介しています↓

surviving-us.com

 

新しい職場でお目玉

 

 

その頃私は、ちょうど通っていた大学の近くのオフィス街で働く事が決まり、ある日、種々の手続きのためにオフィスに寄ったときのこと。

 

面接ではすごく愛想が良かった上司が、その日はなんとなく冷たい・・・。

『何だろう、この雰囲気は・・・。』と思いつつ、全ての手続きを終了。

 

そこで落ち着いたところで、早速上司に・・・、

 

「Momoka、職場ではジーンズはないと思うわよ。このオフィスでは、人が出入りするから、それでは困るわ。」

 

と言われるではないですか?

 

以前の記事でもアメリカ人のファッションについてご紹介しています ↓

surviving-us.com

 

ここは日本なの?

 

私は、『なるほど・・、今日は確かに仕事の日ではないけど、ジーンズは良くなかったわ』と一旦は納得。

 

でも、それからそのアメリカ人の上司から、

 

「このオフィスで働いている周囲の人の服装を良く見て。次回は、ちょうどいいビジネスカジュアルで来て。」と言われることに。

私は、『なるほど、アメリカって、ビジネスの場では保守的なのね~。服装を“周りに合わせる”っていうことがあるんだ~。』と・・・。

 

また、『どこかの島(日本のこと)に戻ったようだわ~』とも。

 

その日は自分がジーンズを着て失敗したのも忘れて、ちょっと居心地が悪くなった私でした。

 

こういうふうに、ちょっと意外な気もしますが、アメリカでもオフィスでは保守的なルールがあったりするので、そこは大人しく“型”には嵌った方がいいんですよね(というか、MUST)(笑)。

 

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アメリカの職場での服装は

 

ビジネスカジュアル一式を壁にかけたところ

 

話は戻りますが、一般的にアメリカでも、IT関係の会社など、ジーンズが歓迎されるところもあるようですが、そういった例外を除けば、ジーンズは避けたことが良いオフィスが多いです。

 

また、適切な服装としては、次のような極端でない服装が良い”よう。

 

  • スカートやワンピースであれば、丈が膝丈位またはそれ以上の長さのもの
  • パンツであれば、長パンツで、ショート丈は良くない。
  • パンツでもスカート、ワンピースでも、タイトすぎず、ゆったりしすぎず、ドレッシーすぎないもの
  • ジャケットはいうまでもなく、万能オフィスアイテム。
  • きちんとした見た目のシャツやブラウスロゴはあまり良くない(あってもごく最小のもの)
  • ストッキングはほとんどの所で不要(最近は、どちらかというと、おしゃれ目的の着用が多いよう)。

 


 

ビジネスカジュアル定番のジャケットを着た日本人男性


男性的には、あの日本ブランド、ユニクロのビジネスカジュアルが鉄板でしょう!

 

また、一般的に靴は次のようなものが良いようです。

 

      • 靴はスニーカーでない、綺麗な見た目のフラットシューズ
      • サンダルなど、つま先が見えるものはダメ。
      • ハイヒールの可否は職場による。

 

ブランドとしては、ネットで“Business Casual(ビジネスカジュアル)brand”で検索するとアメリカのブランドで、それらしいものが出てきます。(ちなみに女性のビジネスカジュアルについてはアメリカ発祥ブランド に関する記事でご紹介しています。)

 

やはり、余分な人目を惹かない、綺麗めの“無難な服装”というものですね。アクセサリーも着けたとしても、奇抜なものでなく、目立たないもの。

 

また、オフィスでも、金融関係などの堅い雰囲気の職場では、きっちりした外見のスーツの上下などが良しとされる(ビジネス・プロフェッショナルと呼ぶそう)ようです。

 

アンクラインのシックなジャケット(ビジネスカジュアル)

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アンクラインのニット(アウター)

[rakuten:asty-shop:29316896:detail]

 

アンクラインのジャケット;ちょうどヒップが隠れる長さで良いかも・・・。

[rakuten:asty-shop:29313698:detail]

 

デートでの服装は?・・・あわせてよみたい↓

surviving-us.com

 

アメリカでもビジネスカジュアルの鉄板はこれ?

 

ビジネスカジュアルのパンツとブラウスを着た女性 ドアの前 イメージ

 

最後に大切なのは、やはり私の元上司が言ったように、鉄板の“職場の周囲の人の服装を観察して学ぶ”ことですね。

 

また、アメリカ人って大体において、シンプルで動きやすい服が好きなので、組み合わせしやすい適度な枚数の上下を揃えておくだけで、重宝すると思いますよ。

 

それにしても、アメリカではなんとなく、“ちょっと違ったファッションでもOK”のイメージはどこから来ちゃったのかな~?

 

今でも自分自身、ちょっと疑問です(笑)。

 

では、私の失敗を生かしていただいて、アメリカではバッチリTPOに合った服装で、良いワークライフなどお過ごしくださいね。