アメリカ滞在10年間のサバイバル日記

アメリカと英語に魅せられた女性の滞在10年間のサバイバル日記

アメリカで日本人はホームシックになりやすい?

ニューヨークの街に立ちホームシックになる女性 イメージ

 

 

注:本ページにはプロモーションが挿入されることがあります。

アメリカ移住―ホームシックと暫く後に気づいた事

 

日本語のない世界は?

 

ちょっと予想以上だったのが、アメリカに暫く住んで見ると、ものすごく日本風のものとか日本の活字が恋しくなったことです。

私の場合は、約6ヶ月位経った頃に無性に日本語が読みたくなり、ジャパンタウンの本屋さん等に行き、日本の雑誌を貪るように立ち読みしていたものです。

 

また、日本の景色も恋しくなってしまい、ゴールデンゲートパークのジャパニーズガーデンに行き、石造りの庭などを見てリフレッシュしていました。(ちょっとアメリカでは、日本の景色そのままとはいかなかったですが。)

 

留学生はアメリカに残る?

 

またアメリカでは、やはり留学生の同級生のほとんどは、アメリカで結婚等をしない限り、日本に帰国してしまう人が多かったですね。

はじめから家族の元へと帰る条件で来ていたり・・・。

 

また、就労ビザのサポートをしてくれる会社を探すのは容易ではないですし、就職活動が長引くようですとそれだけ余裕資金も必要となる。また、就労ビザのサポートをしてくれる会社が有ったとしても様々な妥協が必要になったり。

そもそも初めからアメリカの大学での専攻からは無理な話しだったり。

 

残存組の私は、一番仲の良かった女性の友人が日本に帰ってしまったときは、ぽか~んと心に穴が空いてしまったようで、暫くは何をしても楽しめなかったのを覚えています。

 

やっぱり、日本人の友人とは困難を乗り越える同士のような関係になるので、アメリカの友人に対する気持ちとは、ちょっと異なってきます。

 

アメリカでは日本は引き合いに出さない

 

これもちょっと寂しく感じたことで、アメリカで生活するまで分からなかったのですが、アメリカでは日本という国は、それほど頻繁に話題に登るような存在ではないということ。

 

日本では、アメリカは同盟国だし、「アメリカがくしゃみをすると日本は風邪を引く」と言われている位、影響を受けてしまいますよね。テレビのニュースでも、日本の事柄を話した後に、「一方でアメリカでは、~です。」と比較したり。

 

正直、平均的なアメリカ人は、アニメオタクや日本オタクでない限り、日本にはそれほど興味がないです。ニュースでも、「アメリカに対して日本はこうです。」というのも全くない。日本の事もあまり知らず、寿司や日本茶日本食を消費するだけ。

 

もし外国を見ているとすれば、どちらかというとヨーロッパの方を見ているという感じでした。

 

アメリカ人は外国の事に興味が薄い?

 

それでアメリカ人の友人に、「アメリカ人ってどうして日本や外国の事に、あまり興味が無いの?」と一度聞いてみたんところ、「良い質問だね。アメリカはあんまり国際的な国ではないんだよ(笑)。」と答えが返ってきました。

 

つまりは、アメリカが世界で一番だと思っているから他の国を見る必要がないんだという。(今からも、ずっとそうかは分からないですけどね。)

 

そうだったのか~としみじみ感じた後、ちょっと“敗戦国”としての日本の小ささを身につまされましたね。私の国はこんななの・・・? 寂しい。

 

救いだったのは、トヨタソニー等に代表される日本のビジネス界は、尊敬は受けているという事でしたね。大学の講義でも話に出ましたし。また、アメリカのインテリ層は比較的、ニュースや書物などで日本のことも読んでいるようで、パーティーでも話題になりましたのでそれは嬉しかったですね。

 

アメリカでの生活は、こういうふうに日本がどう捉えられているかも含めて、外から眺めることができるので興味深いですね。

 

では、良いアメリカ生活を!

 

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