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アメリカって怖いところなの?
アメリカに移住したての頃は、文化の違う国にいると何かと、「騙されるのではないか?」と不安に思ってしまう日本人は多いものです。私もアメリカに住み始めたころは特に、神経質になっていた時期もありました。
今思えば恐らく、当初のカルチャーショックによる防衛本能だと思うのですが、アメリカでは普通になっている“はっきり主張する”という文化に日本人は慣れていないため、過剰に強気になって意気込んだりすることが、日本人はあります。
留学生の中では、“日本人だと思って舐められないようにしないと。”というのが、しばしば共通のフレーズになっていた時もありました。
私の場合は、アメリカ人の友人から良くアドバイスして貰い、細心の注意をしていたのもあり、案外カモられた経験は数えるほどで済みました。
それでも今回、少しでも私の経験を役立てていただけるよう、ちょっとしたカモられ経験をまとめましたので、またエピソードとして読んでいただければと思います。
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メーターを走らせたまま、おしゃべりをするドライバー
サンフランシスコに移住を考えた際に、1人で現地を下見に行った時のお話です。
その日は、サンフランシスコの短期滞在で自由にできる最後の日でした。ちょっとでもゴールデンゲートブリッジを見たかったために、タクシーを拾いそのまま待ってもらって、ブリッジを撮影。綺麗な橋と海の風景をしばらく堪能した後、また待機してもらっていたタクシーに乗り込みました。
すると、何秒か走ったところに、タクシーのドライバーに道を聞く人が・・・。タクシーの料金のメーターはすでにオンになっているのにです。
ちょっと、ひと言、ふた言教えてあげるだけかなと思ったのが、結構、長々と説明しだしたんですね。
料金メーターは動く、動く・・・。2~3分は待ってたかと思います。
タクシーの運転手の顔を見ると、ドヤ顔・・・(恐らくカモっている自覚はあったんでしょう)。
さすがにちょっとフェアーではないなと思ったのですが、その頃、私も旅行者だったので、アメリカのタクシーの運転手が怖い人だったら、悪い人だったらと思い、何も言えなかったという・・・。
チップも普通に乗車料の20%をフルで渡してしまいました。
怒っているときは尚の事、英語がそのときは早く口から出なかったのです。
こんな時どうすれば良かったか?
では、どうすれば気が済んだのでしょうか?
そんなときは、”Can you drive forward? The meter is on.(発車しれくれませんか?メーターがオン状態なので)”というか、または、”I’m in a hurry(急いでます!)“と言ったら良かったと思います。またはその後、渡すチップを極端に減らすべきだったと思います。
そう注意したとしても、待ち時間の料金は、$1~$2位しか変わらなかったかもしれませんが、ドライバーのいいようにされるのは、あまり気持ちのよいものではありませんからね。
また、たまに悪いドライバーだと、メーターのスィッチをオンにせず走り、正規料金でない料金を言われカモられる事もあるようなので、オンになっていない場合は、“Can you turn on the meter?(メーターをオンにしてください)”とはっきり指摘するようにしましょう。
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観光地でカモにされた日
また、観光地にも旅行者をちょっとしたカモにしたいアメリカ人もいます。
ある日、日本人の友人が日本から来ていたので、フィシャーマンズワーフに観光案内していたところ、可愛い柴犬のような犬が、子供用メガネを掛けているではないですか。
また、友人と2人で、“可愛い~”と言って見とれていると、
「こっちこっち~」と2人位のアメリカ人に誘導され、犬と一緒にパッと写真を取られました。
その後、「〇〇ドルです」・・・と。
はぁ~? お金取られるの?
あまりに上手に誘導され、料金も何ドルかだったので、「もういいね~、払って」と友人と話し、結局カモられてしまいました(かえって少ない料金で、気にならない程度なので、それが味噌なのかもしれません。)
ですが、何ドルであろうが、“カモられた”という事実が不快な記憶なんですよね。
自宅のアルバムには、その眼鏡をかけた犬と友人と並んだ私が、バツの悪い顔をして写った写真が残っています。
一般的にはやはり、旅行者のように何も知らない風に見られると、カモにされやすいと思います。でも、このくらいで済んで良かったですよね。
そんな訳で、まだ現地の生活や人に慣れないうちは十分気をつけたいですね。
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