アメリカ滞在10年間のサバイバル日記

アメリカと英語に魅せられた女性の滞在10年間のサバイバル日記

アメリカ人は親切な国民性? 日本人よりしっかり主張はするがこんな面が

思いやりのハート



 

注:本ページにはプロモーションが挿入されることがあります。

 

見知らぬ人にも親切なアメリカ人

 

アメリカ人の気質については以前も述べてきましたが、アメリカ人は一般的にマイペースで、個人主義、自分の意見はちゃんと主張する等と聞くと、ちょっとドライで自分は自分という利己的な人を思い浮かべませんか?

 

実はそういう側面だけを見るには、あまりに優しく、博愛主義アメリカ人達。キリスト教に基づく考え方を持っていて、人が本当に困っているときは、手を差し伸べてくれる利他的な人が多いのです。

 

私も何度親切にして貰ったか。

 

真剣な顔で何かを訴える女性

 

まず、日常的に親切にしてもらった話。ある日、ロサンゼルスで私が慣れない車の運転をしていたときのこと。

その日、車をいつもどおり運転して、広い通りに出ていこうとしていた際、向こうから来る車内にいる白人の女性が、大きなジェスチャーで必死に私の車のボンネットの方を指しているんですね。

 

その時はすれ違う際には分からず、彼女、必死でなんか怖かったなー位に思っていて、暫くして気付いたのですが、私の車のライトが白昼堂々、点いていたという・・・。

 

あの女性は、私がライトをつけたまま走っていることを、必死に教えてくれていたんですね。

 

まぁ、まぁ、なんと親切な方。

 

ドライブスルーは歩かない

 

晴天の背景にアメリカの国旗

 

また、別の日には、私は銀行のATMのドライブスルーを使っていました。

 

運転が下手なので、ドライブスルーまでうまく横付けができず、ある程度のところで停め、ATMを操作していました。

 

その時、“Hi~, you know, this is drive-through!(ここはドライブスルーよ!)” とまたアメリカ人の女性の声が・・・・。

 

その女性は、わざわざ車から降りてきてくれて、ここはドライブスルーよ、危ないよって教えてくれてたんですね。恐らくドライブスルーを歩いている人を見たことなかったのかもしれませんけどね(笑)。

 

見慣れない郊外の歩行者

 

中年位の年齢のアメリカ人男性 イメージ

 

またある日は、サンフランシスコの郊外の人通りの少ない道を歩いていると、「どこまで行くの?乗せていきましょうか?」と車から声が。見知らぬ、上品なアメリカ人男性が心配げに声を掛けてくれていたんです。

 

アメリカは車社会で、周囲には郊外を歩いて行く人はあまりいないので、思わず心配して、声をかけてくれたんだと思います。知らない方だったので、“ I’m all right, thank you,”と辞退しましたが、親切そうな方でしたね。

 

こんな感じで本当に見知らぬ人からも、いつも優しい一言をかけてもらっていました。

 

温かい友人

 

先日ご紹介した、ホームレスの人が多いことで残念なサンフランシスコでの話なんですが、私の友人の温かいエピソードも最後にご紹介したいです。

 

友人と一緒に食品を買いに、あるお店に行っていたときのこと。そのお店の前には、いつも同じ黒人のホームレスの人が、“Spare change, please(お釣りをください)”と言って座っていたんですね。気の毒だな、と悲しく思っていたんです。

 

その友人は通常、「自分はホームレスにはお金はあげない。」と言っていたのですが、その日は、急にさっとそのホームレスのところに行き、財布から直接、ありったけのおつりを、ホームレスの前に置いてあるカップに入れてあげたんですね。

 

彼に「どうして今日は・・・いつもと違うの?」と尋ねたところ、「今日は本当に、本当に必要そうな声だったから。」と。

 

そのホームレスの人の声を聞いていないようで、ちゃんとそこまで聞き分けて、さっと行動する、その友人のハートには本当に感激したものです。

 

こういったエピソードは数知れず・・・。人間って、ある側面だけ見ても分からないこともあり、国民性もそういうものだと思いますね。

では引き続き、またあったかいエピソードも併せてご紹介していきたいです。

 

あわせてよみたい ↓

surviving-us.com