2023.5.23更新: 関連リンクを追加
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アメリカ人のポジティブさはこれのせい?
アメリカってセラピーがすごく普及しているんですね。
気軽に健康診断にいくようなノリでセラピーにかかる人が多く、日本人には無い感覚。
アメリカは、移民の国。ポジティブでいることがデフォルトになっているようなところ。
一見、すごくフレンドリーで元気一杯に見えるアメリカ人ですが、ご存知の通り個人主義の国。案外、心の悩みを他人に打ち明けたり、頼ってしまうのが難しい社会かもしれません。
また、餅は餅屋で、“心の悩みはその専門家へ”の考え方が徹底しているというのもありますね。
アメリカで失恋はどう癒やす?
また、アメリカで良く聞いていたのが、失恋や離婚をしたことで立ち直れずに悩んでセラピーに行くパターン。
定期的に通って話を聞いて貰うことで、スムーズに困難な時期を乗り越えられるという事だそうなんですが、アメリカ人って、セラピーに通ってますっていうのも、別に病んでいて恥ずかしいとかはなく、自分の精神状態をちゃんとした状態に戻したり、保ったりするためにセラピーに通っているという感じ。セラピーに行くっていうのも、どちらかというと社会的には良いこととされている印象のようでした。
また、アメリカでは、より精神的な自立やポジティブイメージのプレゼンが求められて、シビアーだな~と、個人的にしみじみ感想を持ってしまったのが、ある恋愛ノウハウの記事を読んだときのこと。
“新しい相手とデートするときは、悩みなどがあったとしても、それは家に置いといて、可能な限りのベストな自分を見せるようにしましょうね”と書いてあったっけ・・・。
まるで舞台に上がるダンサーのように、“舞台裏”は見せないということなのか。
今思えば、セラピーで悩みはすっきり解消して、次の恋人候補とのデートに臨むっていう感じかもしれませんね、アメリカ人の場合・・・。
あわせてよみたい↓
セラピストと恋に落ちる人も
次に、まあ余談なんですが、アメリカ人って、あまりにセラピーが普通になっていて、自ずとセラピーに頼りがちになるのか、“セラピストと恋に落ちて・・・。”という話は何回も聞きましたね。
なかにはそれで、かなり年齢が上のセラピストの女性と結婚しましたっていう、知人の話もあり・・・。男性にとって心の拠り所になったんでしょうね。カップルで幸せに暮らされているようでした。
さすが、“セラピスト大国”って感じですね。
セラピーに行く時間や資金に困る人は、下記のような本でセルフでセラピーはどうでしょう?
アメリカのカップルセラピー
また、日本人にはまだ珍しいのですが、“カップルセラピー”なるもの。
結婚しているカップルや付き合っているカップルが、二人の関係を良くするために一緒にセラピーにかかるというもの。
カップルの関係がうまく行かないときって、単に相性が悪かった、時期が合わなかったで済ませる事も多いと思うんですが、実は、育ってきた家庭環境から来る考え方の癖など、内的要因のせいで別れてしまったりする人達も多いのかなと考えさせられますね。
あまり、このカップルセラピーについては、深く追求しなかったんですが、私的にはその効果のほどを見守っていきたいところです。
アメリカに限らず、人間関係の問題の中には、自分がしてきた考え方の癖や物事に対する考え方を変えれば解決するものも多いと、どこかで読んだことがありますが、こういうセラピーも本当、日本でももっと気軽に受けて、活かせると良いですね(現在日本では、一部を除いて、一般的にカウンセリングは保険適用外だそうですが)。
カップル同士の難しい問題や、自分の家庭環境にまで遡るかもしれない内的問題を、専門家でなく親友などに相談しているという現状も、考えてみると、危うさや不毛さを感じない訳でもない・・・。
アメリカでセラピストになるということ
さて、アメリカではそんな身近に利用されているセラピストなんですが、アメリカのセラピストは、ライセンスを取るのもかなりの労力が必要なバリバリの専門職ということ。
そこでちょっと、セラピストについて下記に調べてみましたら次の事が分かりました。
- セラピストは修行期間が長い:大学から大学院または博士課程まで行き専門(心理学関連)の教育を受ける必要があるので、教育だけで合計で5~7年間位かかる(その後、臨床経験を積んでからでないと免許が取れないので、それを入れると約10年間位かかる)
- セラピストは専門的で高級職:年収は770万位(年間)
参照元:ZENCARE-Therapist Salary: How Much Do Therapists, Psychiatrists, and Psychologists Make?
https://blog.zencare.co/therapist-salary/
- 健康保険 (※)は使わない人が多い:アメリカでは、セラピーも保険がきく保険もあれば、きかない保険もあるが、きく保険を持っていたとしても精神的治療が必要と診断された病気のみ対象なので、自己負担でかかる人が多い。
参照元:healthline-How to Know If Your Insurance Covers Therapy
※:アメリカでは一部の人々(低所得者層など)を除いては、民間の医療保険に加入する。
なるほど・・・。かなりの専門職なんですね。
アメリカのセラピーは中流階級以上の人のもの?
でも、アメリカでは、セラピーをカバーする医療保険を持っていたとしても、カバーされない軽いカウンセリングなどについては、自己負担する人もいるそうで・・・。
私的には、どちらかというとセラピーにかかっている人達って、良い仕事を持っていて、経済的にはうまくいっている人が大半なのではという印象。
なので、精神的に病んでいる人というよりは、どちらかというと、より良く生きていきたい人が、気持ちや精神を整えるために行く人が多いという感覚なんでしょう(個人の見解です)。
日本のセラピー
ということで、セラピーっていいのではという気持ちが出てきたところで、次に日本では同じような心理セラピーを受けられる所があるか、探してみたいと思いました。
すると見つかりました!
オンラインのサイトのようですね。
専門資格も備えた、頼りになりそうな面々・・・。日本でも、今後セラピストにかかる人が、増えてくる予感もありますね。
アメリカに移住した方の悩みは
また、日本からアメリカに移住した人達も、新しい国で生きていくのには、何かと辛いときがあるかもしれません。
日本からアメリカに来ている人って色々なんですが、新天地を求めてアメリカに来る人もいて、いつも気を張っていて、心の悩みがあっても、なかなか人に相談するのが難しかったりするときもあると思います。
しかも、心の悩みは英語では相談しにくいときもあるかもしれません。
そういうときは、以前の記事でご紹介した、下記の記事でご紹介したようなボランティアサービスを利用されてみると良いですね。
では、アメリカで健やかな生活をお過ごしくださいね。