アメリカ滞在10年間のサバイバル日記

アメリカと英語に魅せられた女性の滞在10年間のサバイバル日記

アメリカのバレンタインでの心構えって? 当日はどう過ごす?

バレンタインを赤ワインで祝う男女 イメージ

 

 

注: 本ページにはプロモーションが含まれることがあります。

 

日本とアメリカのバレンタインの違い

 

アメリカに住んでいると感じるのが、バレンタインデー当日のお祭り的華やかさ

これも既に日本でも知られていますが、大きな違いとしては、本場のアメリカのバレンタインデーは、もっと恋人達とか夫婦など、愛するもの達のイベントなんですよね。

 

また、これも既に知られていると思いますが、アメリカでは、日本と違ってカップル間(男女間の)において、男性が主体となってアクションを行うのが普通。

 

更に恋人達だけでなく、親しい間柄で“相互に”お祝いするというのもあります。

 

また、プレゼントとして贈られるのは、チョコレートだけでないということ。更にバレンタインデーには、相手とお互いにお祝いするので、ホワイトデーもないということです。これも広く知られていますよね(復習です)。

 

バレンタインデー当日の華やかさ

 

バレンタインの白いバルーンと背景

 

しかしながら、アメリカではバレンタイン当日のワクワク感は本当、格別! 当日は、街でもちょっとおしゃれな服を着た男性が、盛大にリボンのついた花束を持っていたり、ハート型のバルーンを持っていたりするので、一斉に幸せムードやソワソワしたムードが広がります。

 

ホント、彼らは眩しすぎます!

 

対して、シングル(お相手がいない)の人は、心構えなく当日を迎えてしまうと、うっかり、そのムードに飲み込まれて切なくなってしまいそう・・・。日本らしい表現でいうと、“肩身が狭い”とかそういう気持ちかなと思いますね。

または、こんな事もあるかも。

 

想像ですが、相手と“友達以上、恋人未満”の関係を持っていて、まだハッキリした関係でなかった女性などは、この日にバレンタインデーを男性から祝って貰えなくて、『やっぱり恋人ではなかったか・・・。』と落ち込んじゃうこともありそうですね。

 

 

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バレンタインデー当日の切なさ

 

バレンタインに泣いているアメリカ人 イメージ

 

そんな感じで、バレンタインデーは、全体的にウキウキムードの日というのと同時に、多くの人にとって、ほろ苦く、切ない気持ちになる日でもあると思うのですが、ありましたよ、私のありがちな当日エピソードが!

 

そんなバレンタインのある日なのですが、私は類いにもれず、バレンタインを祝う相手がいなかったのですが、ロスでシングルな日を過ごしていた、その日。

 

ご近所のガソリンスタンド付属のお店で、車の給油前に買い物をしていたところ、そこで誰かと電話で話しながら、涙を流している、あるラテン系のアメリカ人女性が・・・。

 

『ああ、この女性も、この華やかなバレンタインの日に何かあったんだな~』と、知らない人ながら、ちょっと気にかけて見てしまったところ、彼女は電話が終わった後、私に、「How’s your valentine day?(あなたのバレンタインデーはどうですか?)」と話しかけてくるではないですか。

 

恐らく彼女は、涙を流しながら私と目が合ったことで、ちょっとぎこちなく感じてしまった様子。

 

私は微笑みながら、「Not good!(全然良くありません。)」と即答。『私も同じよ』のありったけの気持ちを込めて答えましたね。

 

彼女は、人懐っこく微笑みながら、「Have a good day!(ごきげんよう、さようなら)」とか何とか言ってくれましたっけ。

 

私は心なしか、彼女から声をかけて貰った事で、気持ちが少し軽くなった気がしました。

切ないアメリカでの思い出の1ページに終わりました。

 

アメリカでのバレンタイン当日はそんな感じで、街なかは、かなり華やかなお祭りムード一色になります。なので、シングルの人は特に、“心構え”だけはしておいた方が良さそうな気がしますね(笑)。

 

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バレンタインの過ごし方-日頃親しくしている人達と祝う

 

部屋に浮かぶ多数の赤いバレンタイン用のバルーン

 

さて、前述しましたが、そこで強い味方なのが、バレンタインは恋人達だけの行事ではないっていうこと。

 

予めそんな親しい人達に、感謝の気持ちを込めてカードやキャンデー(チョコや甘いお菓子)、小物、ワイン、お花、バルーンなど、相手を喜ばせるちょっとしたプレゼントを買っおいて贈るのも良いですね。

 

きっと自分が持っている“愛のある生活”が実感できると思います。

 

私も当日は、住んでいた家のオーナーさんからアメリカのキャンディ(チョコ)のボックスをプレゼントされたり、また別のバレンタインでは、アメリカ人の同僚からちょっとしたプレゼントをカード付きで貰ったときは、本当に嬉しかった事を覚えています。

 

おまけー日本で遭遇してしまったある外国人男子

 

さて、そんな心温まるバレンタインですが、最後に日本で遭遇した微笑ましい、バレンタインデーのエピソードをご紹介して終わりにしたいと思います。

 

ある年のバレンタインの日。ご近所を探索していたときのこと(ちなみにこの年は“切ない”バレンタインでなくて済みましたが・・・)。

 

思いっきりバレンタインの日らしく、花束を抱えてイソイソと歩く、ある可愛い外国人男子の姿が。

 

恐らく“ラブ~”なお相手に会いに行く途中の男子とお見受けしたのですが、本当、ドキドキ感がこちらにも伝わってきて、『いいな~』と。

ですが、その際に思わず、“ちょっと違和感のある花束”に目がいってしまったんですね。

 

“ちらっ”と見たところ、彼が抱えていたのは、なんと白い花多めの・・・“菊の花束”

彼、外国人(アメリカ人?)で、恐らくその花が綺麗だったので、バレンタインに通常どおりプレゼントしたいと思ってしまったんだと・・・。(察してしまいました。)

 

それはもちろん、間違いなく綺麗なお花だったのですが、日本では仏前への“お供え用”に使われる花でもある、とは知らなかったふう・・・。

 

いや~、その後、受け取ったお相手の反応は大丈夫だったかなと、ちょっと気になってしまいましたね。

“その後”のことは、もちろん、私には知る由もないですが(余計なお世話ですよね・・・)。

 

さて、気を取り直して本題に戻りますが(笑)、この様々な楽しみ方がある華やかムードのアメリカのバレンタイン。

 

友達、同僚、家族、そしてカップルと、様々な過ごし方をして楽しんでくださいね!

 

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