アメリカ滞在10年間のサバイバル日記

アメリカと英語に魅せられた女性の滞在10年間のサバイバル日記

アメリカと日本の文化の違い-ちょっと違和感があるが愛すべきところ?

 

褒める言葉 英語

 

 

2023.2.18更新済: おすすめの教材を追加

(注: 本ページにはプロモーションが含まれています。)

 

本日は、アメリカの文化の愛すべき(日本との)違いについて、ご紹介です。
私もアメリカで生活するまで気づかなかった、ちょっとビックリな点や微笑ましい出来事・・・。現地での生活の参考にしていただければ嬉しいです。

 

目上の人もファーストネームで呼ぶ不思議

 

家族や親戚をファーストネームで?

 

アメリカ人って一般的に、学校を卒業したりすると、さっさと親元を離れて生活する人が多いせいか、その分、親戚が集まるパーティーに行って話をしたり、時間を過ごすのを楽しむ人が多いんですよね。

 

それで私も仲の良い友人のパーティーに呼んで貰ったりしたのですが、そこでちょっとビックリしたことがあって・・・。


友人が、自分のおばあちゃんの事を他の親戚に話す際に、「メアリー(仮名)です、私のおばあちゃんの、彼女がそう言ったんです。」と、話しているんですね。

 

後で、“おばあちゃん”と解説してはいるものの、自分と直系でつながりの深いおばあちゃんを、まずは“ファーストネーム”で認識していて、そう呼んでいるって、考えると凄くないですか?


例えば、日本語で当てはめて言ってみると、「ほら、ハナさんだよ、私のおばあちゃんの。」といっているようなものです。

 

そう思うと、アメリカ式はちょっと冷たい感じがしないでもない・・・。

 

日本ではあくまでも、その人との“関係性”や親戚内での“役割”を示す、“おばあちゃん”という呼び名で常に呼び、分かりにくければ、私の“母方の祖母”とか言って説明するところ・・・。それに日本人には、自分の祖母の名前なんて、すぐ口にも出てこないですよね(笑)。

 

これって、やっぱりアメリカの、近い親戚であろうが、集団の中での役割でなく、まずは相手を個人として認識する“個人主義の現れの極みなのかな~としみじみ思ったものです。

 

他の友人についても、自分より年上の実のお兄さんについて、例えばですが、名前の“ボブ(ロバートを言いやすくした言い方)”とファーストネームで呼んで、お兄さんについて話していたときも、少々違和感がありましたね。また、お兄さんを面と向かって呼ぶときもそう呼ぶのです。

 

ただ、直接、面と向かっておばあちゃんやお母さんを呼ぶときには、ちゃんと親しみがあって可愛い感じに、「Granma(おばあちゃん)」や「Mom(お母さん)」でやっぱり呼んでいたようですね。

 

アメリカ人は自発的に楽しむのが上手? あわせてよみたい↓

surviving-us.com

 

上司をファーストネームで呼び捨て

 

また、これは個人的に違和感はありつつも良い習慣だなと思ったのが、アメリカの会社で働いていたときには、自分の上司はファーストネームで呼んでいたこと。

 

このファーストネームで呼ぶのは、あちらでは親密さを出すためのようで、あまり社内でラストネームでわざわざ呼ぶ人もいないんですよね~。なので、私もすぐ周囲に倣ったものです。

 

当然、自分も社内では、“Momoka”とファーストネームと呼ばれ、慣れるまでは、人知れず家族から呼ばれているような感じがあったりしましたが・・・(笑)。

 

また、アメリカ人は、上司にあたる人も初対面の部下に対しては、だいたい挨拶代わりに、「Please call me, Mike(マイクと呼んでください).」とか、自分で伝えることが多いです。これは、日本でも英会話のフレーズで、“初対面での挨拶”ということで良く習いますよね。

 

なので、そういう風に言われるまでは、敬称を付けて名字(ラストネーム)で呼んでいたほうが無難ではあります(念の為)。

 

あわせてよみたい ↓

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褒めるフレーズと最上級の表現?

 

息をするようにこれをするアメリカ人

 

照れる可愛い女性 イメージ

 

次に、私がアメリカ人の愛すべき習慣のように思ったのが、日本人と違って、アメリカ人って常に“相手を褒める”スタンスである人が多いこと・・・。

なんていったって、“見知らぬ人”でさえ、褒めて来たりするくらいです。

 

ある日、私がカリフォルニアで道を歩いているときに、知らずに微笑んでいたのか、道で見知らぬ女性とすれ違い様に、「あなた、ナイススマイル!」と声をかけられたり、バスの中で突然、持ち物を褒められたり。

 

また、別のある日に車のメンテをしに行くと、「あなたは〇〇が美しいですね。」等と男性が褒めてくれたり、まるで“息をするように”褒めてくれます

 

知らない人でもそうなので、知人以上の仲だと、どうなるか想像がつきますよね!

 

サンフランシスコで一番の肩書をもらう?

 

次に、サンフランシスコ現地に初めて行ったときに、これも微笑ましいな~と思ったのが、周囲の人たちが人を褒めるときには、よく最上級の表現を使うこと。例えば、“サンフランシスコ一番の〇〇な人!”と言われた経験・・・。

 

例えば、何でもないこと・・・、お皿がすごく綺麗に洗えたとか、笑顔が凄く良いとか、何でもいいんです(笑)。

 

即、“サンフランシスコ一番のお皿洗い”や、“サンフランシスコ一番のナイスな笑顔”“サンフランシスコ一番に清潔な顔(!?)”等という肩書を気軽に貰えることができて、そんな表現をしてもらうだけでも、なんとな~く幸せな気分にしてもらえます。

 

まあ、余談ですが、日本に帰ってきたときには、ちょっとギャップが大きかったのが、正直な印象でした(自分の国なんですがね・・・。)

 

表現や文化の違いと言えば、ただそれだけなんですが。

 

そういった感じで、この“最上級表現”は、アメリカ現地で使うと、あちらの人らしく聞こえるし、よい潤滑油になるかもしれません。

 

ドーナツの魔法?

 

色とりどりにアイシングされたアメリカのドーナツ各種

 

これも覚えているうちにお話しておきたいと思ったのが、アメリカって、スィーツの甘いものがMAXに甘く、色合いもカラフルで信じられないようなものもあるのですが、ドーナツは、ほぼ“国民食”な扱いのようなんですね。

 

私も現地で働くまで知らなかったんですが、アメリカの職場では、良くこのあま~いドーナツを差し入れする人が多いようで、類にもれず、私が働いた会社でも、時々他の社員から出社時に、「ドーナツがあるから食べていいよ。」と言われ、そんな日は朝一番(!)にすることが、このドーナツをいただくことでした(笑)。

 

朝一番でドーナツはす・ご・い

 

たまたまだと思っていましたが、このドーナツはアメリカでは“潤滑油”のようなものなんですね。

 

それにしても、差し入れされた側のアメリカ人(大人の男女)って、このコテコテにあま~いドーナツを、本当、“喜々として”、イソイソといただきに行くんです。

 

そんなところが、本当、可愛く見えて、イキイキと見えて、羨ましいときがあります。ちょっと大げさかもしれませんが、そんな時に、アメリカ人が人生の一瞬、一瞬を楽しんでいるのが、垣間見えたような気がしてしまうんですよね~。

 

懐かしい・・・。


さて、長くなりましたが、本日はアメリカ移住や留学の前には、こんな習慣も知っておくと何かとお役立ちなのではないか、と思い筆を取りました。

 

では、アメリカでは、こんな事も含めて楽しんでくださいね!

 

Momokaよりお知らせ: アメリカと日本では文化も全く違うので、何か英語を学んでも”しっくり”来ないな~という方は、その辺も含めて対策をとるとよいですね。

こんな教材(下記)はDL音声つきで良いと思います。

 

一度試してみてくださいね!