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ハロウィーンって何?
ハロウィーンって、古代ヨーロッパが起源と考えられているそうで、毎年10月31日に死者の霊が戻ってくるのと同時に、悪い霊や魔女から身を守るために仮面を被るなどしたことが始まりと考えられている、伝統行事のようなのですが、もはやアメリカでも、パーティーとかコスチュームを楽しむイベントとなっている様子。
子供がコスチュームを着てキャンデイ集めに家に来るだけでなく、大人も思い思いに楽しめる日です。
更に、毎年10月の始め位からですが、ハロウィーンが近くなってくると、家のデコレーション(かぼちゃを切り抜いてランタンにしたもの、ミイラ、骸骨などの飾り)やイルミネーションをするご近所さんが多く、だんだんお祭り気分が上がっていき、ワクワク感が増してきます。
住宅街ですと、ご近所をお散歩するだけでも楽しい時期です!
サンフランシスコでのハロウィーン
また、私が住んでいたサンフランシスコでは、以前はカストロというゲイの街で、大規模なハロウィーンパレードがあったんですが、人が集まりすぎて危険になりすぎてしまったので、だいぶ前に廃止になったとのこと。
ゲイの人達はコスチューム好きが多く、コミカルなコスチュームや本格的なコスチュームで街を賑わしてくれていたので、残念!
さて、毎年ハロウィーンが近づくと、アメリカ人って、だいたい知り合いからパーティーへの招待があったりし、自分のコスチュームのテーマを決めていくのですが、私はというと、やはり大学の勉強で忙しかったので、お祭りどころではありませんでした。
それでは面白くないので、友人とテーマだけでも決めて行こうということになり、私はありったけのアクセサリーを身に着け、“Gaudy Princess―派手派手しい(趣味の悪い)プリンセス”というテーマにしコスチュームとする事としました。
友人は、ヘルメットに取り付けるライトのようなものを身に着け、“Caveman(洞穴に住む人)”に。
ちょっと、2人とも即席過ぎてどうかなと思ったのですが、パーティーではアメリカ人の知人達も、“クスッ”とは笑ってくれましたので、良かったかなと(笑)。
このように、仮装のテーマは何でも良いですし、例えば猫耳のカチューシャとかでも気軽に身につけて行ってもOKのようでした。どんなに下手な仮装でも、やはり、テーマは持っていたほうが、“あなたは何になりましたか?”と聞かれたときに楽しめます。
ただ、アメリカ人は、コスチュームは前々から選んだり、作ったりするプロセスが楽しいようですね。当日の外出も、それで更に楽しみになるんだと思います。
ハロウィーンパーティーでのコスプレ-服装やメイクは?
他の出席者はというと、そこは楽しむことが上手なアメリカ人。それぞれの人が、用意周到にリアリティあるメイクをしています。怪我をしている様子、血を流している様子など、ホラーなメイクを組み合わせた人も多くいました。
サンフランシスコらしく、ゲイの男性で自由の女神に変装している人もいましたが、本当にコスチュームもピカピカの銀色の生地にアメリカの国旗が美しいドレスを身にまとい、メイクした顔も美しい。また他にも、蛇女になった親子や、キャットウーマンになった人、スーパーマン、スパイダーマンになった人など様々で、眺めているだけでも楽しいパーティーでした。
尚、実際のパーティーではコスチュームを楽しむ以外は特段変わったことはなく、普通のパーティー同様に食事やお酒をたしなみながら、会話を楽しむんですが、環境がいつもと違って華やかですよね。ずっと眺めていたいくらいです。
ロサンゼルスでのハロウィーン
以前にもご紹介したように、私はロサンゼルスにも住んだのですが、そのロス近郊のハロウィーンはもっと気楽に過ごしました。特にコスチュームもまとわず、友人達と数人でバーに出かけることに。
このように、ハロウィーンでは、大人もそれぞれ思い思いに街に繰り出せば、充分雰囲気を楽しめます。
そのバーでは、やはりコスチュームを纏った人でいっぱい!猫耳だけをかぶった人、ラッパーになった人、ミイラになった人など、本当に様々な人が・・・。また、見知らぬ人とも気軽に目が合えば、“あなたは何になったんですか?”と尋ねるなど、軽い会話を楽しんでその夜は終えました。
郊外に住んでいたら、子供がキャンディ集めに来ちゃうかも?
さて、そろそろこのお話も終盤になりますが、私は、ハロウィーン当日に1人で家に居ちゃったらどうなるのか、「ぼっち」も楽しめる自分としては少々興味があったのですが、郊外に住んでいたある人が教えてくれたのが、これ。
ハロウィーンの日には子供達がコスチュームを着て、“Trick or treat-トリックオアトリート(キャンディをくれないといたずらしちゃうぞ)” と、家にキャンディを集めに来ちゃうということで、
「今日は玄関のベルがなっても、開けないようにしてるんだ。」
とちょっと困った様子でした。
独身の人がハロウィーンの日に在宅すると、ちょっと寂しいですし、また何度もドアのベルが鳴らされたりして、面倒くさいかもしれないですね(笑)。
私が住んでいたアパート界隈では、子どもたちのキャンディ集めには遭遇しなかったですがね。
では、アメリカでは伝統行事も多いに楽しんでくださいね!
“Enjoy your Halloween!”
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