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私は、当時、アメリカ留学を決意してから貯金を始め、毎月のお給料からコツコツと資金の準備をはじめました。
本日は、一体、どれ位軍資金を貯めればよいのか、あらかじめ知っておきたい方のために、2021年の最新の情報をまとめてみました。
- コミュニティカレッジ(2年制の公立の短大)の留学費用
- 大学の留学費用
- 大学と大学院との金額の相違
- 卒業までの期間
- アメリカ留学費用-社会人留学の方が注意したいこと?
- 奨学金について
- アメリカ留学費用はこれ位からできる-まとめ
アメリカの大の学費は、州や学校、また、学部によっても金額は大きく異なりますが、学費にプラスで、教科書代、交通費、また、生活もありますので、医療費、電話代など、その他の費用がかかります。
また、金額については、その都度、アメリカのインフレーションが原因での学費の高騰や、ドルの高騰も考慮に入れる必要があるのは、お伝えするまでもないですね。
では、はじめに、一番学費が少なくてすむと言われている、公立の短大についてご説明します。
コミュニティカレッジ(2年制の公立の短大)の留学費用
アメリカの公立の短期大学はコミュニティカレッジと呼ばれます。
一般的に、公立の大学・短大の学費については、その州の住民でない場合、学費は高くなります。留学生についてもout-of-state tuition(大学がある州以外から来た学生が払う受講料)の金額が適用されます。
公立短大での1年間の学費
早速見ていきますが、EDUCATION DATA INITIATIVEの”Average Cost of Community College ”によると、学費の金額については、州によって金額の幅が大きく、次のようになっています。
公立短大の学費(1年間):$4,220~$16,620位(¥481,080~¥1,894,680)、平均額$8,210(¥935,940)($1=¥114換算)
とすると、一番安い州の学校でみると、現時点での見積もりでは、¥100万以内の学費で卒業も可能ということですね。
次は気になる生活費ですね。
参照元:
Average Cost of Community College [2021]: Tuition + Fees
公立短大の部屋代と食事代(1年間)
公立の短大に通う学生は、概ね生活費に次のような額を払っているようです。($1=¥114換算)
- 寮に住む場合の部屋と食事代(1年間の費用、全国平均): $6,000位(¥684,000)
- 寮に住まない場合の部屋と食事代(1年間の費用、全国平均):$15,500
(¥1,767,000)
ということは、一番安い州の公立の短大に行き、寮に入るとして概算すると、2年間で¥233万程度で卒業(¥96万の学費+¥137万の寮費と食費)も可能ということですね(それにプラスで、雑費、娯楽費なども必要ですが・・・。)
これらの州立短大については、ご覧いただいたように、州によって学費が大幅に異なります。
更にご興味がある方は、州別の平均学費が下記資料に記載されていますので、out-of-state tuition(大学のある州以外から来た学生が払う受講料)の欄をご参考になってください。
参照元:
Average Cost of Community College [2021]: Tuition + Fees
大学の留学費用
公立の大学での1年間の学費
次は、4年制の公立大学での学費などをご紹介します。
ここからは、また別の資料を参考にします。(データは州別の学校の平均額で示されています)。
留学生には、ここでも、out-of-state tuition(州外の住人の受講費の意味)が適用されるので見てみます。
- 学費(1年間): $7,956~$22,059(¥906,984~¥2,514,726)($1=¥114換算)
ということは、データ上安い方の州では、1年で約¥91万の学費となるので、4年間で約¥364万位(¥91万x4年間)の学費で卒業できるんですね(ニンマリ)。大学院だったら2年間なので、その半分の¥182万位(大学院の学費については下段で追加の金額について詳細をご説明しています)ですね。
[rakuten:book:20536698:detail]
私立の大学での1年間の学費
次に、私立の大学に行った場合、かかる学費についてです。
私立については、アメリカ人も留学生も、金額は同じになります。
- 学費(1年間):$13,094~$40,269 (¥1,492,716~¥4,590,666) ($1=¥114換算)
安いところでは、私立でも¥597万位(149.3万x4年間)の学費で卒業できるんですね。大学院だったら2年間なので、その半分の¥298.5万位(大学院の学費については下段で追加の金額について詳細をご説明しています)。
ですが、高いところになるとなったで、大学によって学費は大きく異なってきます。
大学別の学費を調べたい方には、下記のサイト(College Search)が便利です。
A~Zのアルファベットで大学名を探し、“paying”タブから、”Cost(金額)“の部分を見ると、学費がすぐ出てきます。
大学(私立、公立とも)の部屋代と食事代(1年間)
次に、大学(私立、公立に行く場合の両方の平均)に通う場合の部屋代と食事代についてみてみます。こちらも州別の平均のデータからまとめます。
部屋と食事代(寮に住む場合)(1年間):$9,798~$17,804(¥1,116,972 ~¥2,029,656)($1=¥114換算)
なるほど~、寮に住めば、安いほうの州では4年間で¥450万以下(¥111.7万x4年間=¥447万)で済むんですね。でも、大学院だったら2年間なので、その半分の¥225万以下程に。
次に寮に住まない場合は・・・、
- 部屋と食事代(寮以外に住む場合)(1年間):$11,297~$19,845 (¥1,287,858~¥2,262,330) ($1=¥114換算)
4年間では、安い州の方でみると約¥516万(¥129万x4年間)位となりますので、やはりアパートなどに住む場合は、寮よりちょっと高くなりますよね。これも、大学院だったら、2年間なので半分の¥258万位ですね。
参照元:
How Much Does it Cost to Study in the US? | Top Universities
参照元:
Search and Compare College Profiles with College Factual
州別の学費と生活費(平均)について:
2021 Average College Tuition By State
大学と大学院との金額の相違
また、社会人留学には外せない、大学院についてですが、通常、大学と大学院の学費はそれほど変わらないようです。
念の為、調べたところによると、平均で年に$260大学院が多かった程度とありました。
また、MBAについても、平均で2年間の学費が平均$60,000を超えるとありますので、アメリカの私立の大学の学費とあまり変わらないか、それ以上ですね。
The cost of an MBA degree can vary, but the average tuition for a two-year MBA program exceeds $60,000. If you attend one of the top business schools, you can expect to pay as much as $100,000 or more in tuition and fees.
引用元:
How Much Will an MBA Cost? | TopMBA.com
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卒業までの期間
ここで念の為ですが、他大学や短大などからの単位移行等がなければ、アメリカでも、大学のプログラムの長さはフルタイムの学生で通常4年で、大学院(MBAを含む)は2年です。
アメリカ留学費用-社会人留学の方が注意したいこと?
最後に注意したいことですが、社会人が一旦、アメリカに留学したいとなると、すぐにでも仕事を辞めて渡航したいという気持ちが強くなるものですよね。
それでも恐らく、アメリカに留学したいと思う方は、大学の勉強だけでなく、社会勉強も兼ねて幅広い経験をしたいと思う方がほとんどではないでしょうか?
その点、私の経験からお話しますと、始めはどんなにストイックな気持ちでいても、やはり現地にいけば、適度な人付き合いもありますので、交際費もある程度は必要ですし、また、勉強の合間にカフェに行ったりなど、多少の息抜きも必要です。
アメリカでは、外国にいるストレスと学校でのハードな勉強で、二重のストレスがかかります。ある程度、資金面でも余裕を持った計画をオススメします。
資金面に余裕がなければ、比較的学費が安い地域(都市部でない地域など)の大学・大学院を探してみるのもありです。
また、その他のオプションとしては、大学で短い6ヶ月ほどのコースで、ためになる資格(certificate)を取るとか、思い切って短期間で卒業できる公立の短大(2年生)の学位を考えてみるとか、色々フレキシブルに検討されるのもよいと思います。
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奨学金について
また、社会人留学では、奨学金への応募もはずせません。
渡航前の大学の選定の段階で、大学の奨学金についても調べ、早め早めに応募するのが良いですね。勉強が得意な方は、全額給付(かつ返金不要の)の奨学金のゲットも夢ではありません。
また、以前の記事でもご紹介しましたが、入学が決まって現地に着いたら、早めに大学のFinancial Office(財務部)に行き、奨学金の情報を集めたりするのは必須です。
私も大学で小口の奨学金に何度も応募し、給付して貰いましたが、それらは基本返金不要のものでした。
アメリカ人の学生も、そのへんは抜け目なく頑張っています。留学生も躊躇したり、恥ずかしいと思ったりせず、積極的に奨学金をゲットすると良いと思います。
また、意外にもアメリカ留学では、途中、学費を補う方法 もあったりしますので、そういった情報を随時生かして行くのも重要です。
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アメリカ留学費用はこれ位からできる-まとめ
さて、今回色々見てみましたが、アメリカへの留学費用も、安いところを探せばかなりお得な金額で可能。
公立短大だったら、州によっては、学費と住居費を合わせ(その他の費用を入れなければ)卒業まで¥230万程度からできるなんて・・・。
公立の大学は、卒業まで安く済ませようとすれば、学費と住居費で¥800万程度から可(4年は期間が長いので費用が高くなりますね)。これはでも、日本で何らかの大学(または短大など)の単位を取っている人であれば、単位を移行(transfer)し、その分在学期間を短くし、費用を抑えることも可能です。
また、大学院だったら、¥800万の半分の¥400万程度から卒業可ということで、結構お得に留学できる道はあるんですね!
色々やり方はあるので、このあたりは、決断力と思い切りの良さが試されるところかとは思いますが、あれこれ検討してみる価値は大だと思います。
では、この調子で是非アメリカでの留学を成功させ、エンジョイしてくださいね!