2022.02.02更新
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アメリカに移住してちょっと困ってしまうのが、一般的なアメリカのスーパーマーケットで売られている魚で、日本で見ない魚が売られていて、どれが美味しいか見当もつかないときがあること。
でも、アメリカで売られている魚って、生臭さが少なめで、切り身で売られているのを買えば、簡単に美味しく調理できるものばかり。なので実は、初アメリカ生活を始めた人にはピッタリ!
本日は在米経験10年の百花が、移住当初を思い出し、アメリカで好まれている簡単調理のできる魚の種類とシンプルな料理法などをご紹介します!
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アメリカでは魚は食べないの?
早速ですが、一見、アメリカ人って、お魚は食べなさそうなのですが、実はデータによると、2018年にアメリカでは、1人あたり年に16.1pounds(約7.3kg)の魚介類が消費されているそうで、月に約600グラム(計算すると週に150g)なので、お寿司ブームのせいか、結構、食べられているんですね。
参照元:
• Fish consumption - per capita consumption in the U.S. 2018 | Statista
アメリカのスーパーで良く見る魚の種類は?
話は戻りますが、次に、よくあちらで見かけていて、私もよく料理していた魚の種類を挙げていきたいと思います。
鮭(salmon)
鮭は、私が現地で最も食べた魚です。アメリカで売られている鮭の切り身は大きく、料理のしがいがあります。
鮭の切り身は簡単にバターまたはオリーブオイルで焼いて、最後に上からレモンを絞るのもよし、タイム、オレガノ、ローズマリーなどのハーブ(乾燥ハーブで可)とガーリック1かけ(これもパウダーでも可)を混ぜ、サーモンの上に適量振りかけて焼くと、なお美味。
メカジキのように(後ほどご紹介するレシピ)、ムニエルにしても美味しいです。
ハーブは上記のハーブ全部揃って無くても、使うと美味しいです。
さっぱりした味が好みの方は、バルサミコ酢(イタリアンビネガー)を上からかけて食べても美味しいです。本当、簡単ですよね。
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メカジキ(sword fish)
アメリカの一般スーパーでは、メカジキも良く売られています。白身の魚でさっぱりした味わいで、調理もしやすいですよね。
鮭と同じ調理の仕方でも美味しいと思いますが、ここではムニエルでいきます。
これも、切り身に、タイム、オレガノ、ローズマリーなどのハーブ(乾燥ハーブで可)とガーリック(これもパウダーでも可)、塩適量をつけ、そのままポリ袋などに入れて15分程寝かせます。
その後、片栗粉(小麦粉も可)をまぶし、オリーブオイルかバターを温めたフライパンで焼いて、ムニエルにすると味が良く乗っかって、美味しいと思います。
サメ(shark)
日本ではあまり食べませんが、あっさりしていてクセがないので、そのまま塩胡椒して、バターでソテーしても簡単に料理できます。
切り身のあっさりしたところを生かして、同じやり方で、お酒(白ワインも可)を振った切り身を焼いて、最後に同じフライパンで温めた、マヨネーズとケチャップを混ぜたオーロラソースをかけて食べるのも、簡単で美味しいです。
また、トマトソースとも合います。その場合は、切り身をバターかオリーブオイルで、ガーリックと一緒に焼きます。
その上からハーブの効いたトマトソース(アメリカで良く売ってある、ハーブ入りのスパゲティソースで可)を温めたものを、かけていただきます。
シイラ(mahimahi)
シイラも、アメリカでは良く食べられていますが、ハワイで人気がありますね。
この魚は、赤身の魚だそうなのですが、クセがなくあっさり食べられます。アメリカ人も好んで食べる人は多いです。
これも一番シンプルで、美味なレシピをご紹介。
ご紹介したサメと同じ料理法で、ソテーまたはムニエルしても美味しいですが、ここではバターレモンソースでの味付けを見てみましょう。
シイラの切り身は良くペーパータオルなどで拭いて、乾いた状態にしておきます。オリーブオイルを温めたフライパンを熱くなるまで熱します。
切り身の両面を焼きます(片方はカリカリするくらいに焼く)。焼いた切り身は一旦お皿にあげます。
レモン果汁とガーリック、レモンの切り身を、切り身を焼いて味が残っている同じフライパンで、そのまま温めます。最後にそれにバターを入れ、溶けるまで火にかけます。
そうして完成したレモンソースにパセリを散らし、焼いたシイラの切り身にかけて出来上がりです。
簡単ですよね。
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ナマズ(catfish)
ナマズも実は、クセがない白身の美味なお魚。日本ではあまり食べないですよね。
これは、ラテン系の人が多いアメリカ南部のテキサスに行った時にいただきましたが、かなり美味で良かったので、おすすめのケイジャン(アメリカ南部)風簡単調理法をご紹介しますね。
はじめに臭みをとるため、ナマズの切り身を牛乳につけます(10分位)。
次に水分を落とし、ケイジャンスパイス(日本でも見ましたよ!)を全体にまぶす。
コーンミール(とうもろこしを粉にしたもの)を唐揚げ粉のようにつけ、フライパンで熱したバター入りのオイルで、焼き色がつくまであげるだけ。
そのままでも美味しいし、タルタルソースなどをつけても美味。
また、牛乳に浸ける代わりに、もっと簡単にナマズの切り身をそのままレモン果汁と塩(少々)につけ、くさみを取った後、ニンニクとローズマリーをつけて、オリーブオイルで焼いてもシンプルに美味しい。
鯛(red snapper)
鯛の魚は日本でも塩焼きなどで食べることが多いですが、アメリカではカレー(ココナツミルクが入ったタイ風カレーで、黄色カレー/赤色カレーの両方に使えます)に入れて料理してあるのを良くいただきましたが、このフィッシュカレーがとっても美味!
鯛の切り身に塩コショウで味付けをし、クミンパウダー(ナツメグでも可)をかけ、ライムを絞って果汁をふった後、中火で両面(片側を3~4分ずつ)をオイルで焼く。最後、調理してあったカレーに入れて、少し煮るだけ。
試してみてくださいね。
アメリカでは魚の切り身を調理しては?
本日は、日本では馴染みが少ないけど、アメリカでは良く売られていて、また簡単調理ができる魚を中心に、その料理法と一緒にご紹介してみました。
アメリカの魚の切り身は、スパイスを振って油で焼く(またはあげる)だけだから、シンプルですよね!
バランス良く栄養も取れて、忙しい移住生活を送る方にぴったり!
では、美味しい料理でアメリカ生活をエンジョイしてくださいね。
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