注: 本ページにはプロモーションが含まれることがあります。
アメリカではどんな肉が人気なの?
アメリカのステーキ
さて、アメリカってステーキが本場の印象があるので、アメリカ人はそればっかり食べている気がしますよね?
良く食べられる肉ではあるのですが、実はアメリカでは人気の程は“2位”なんですね。でも、近年の赤身肉ブームもあるのか、充分上位に収まっていますね。
“人気1位”のお肉については後程お話するとして、アメリカに住むようになって食事で楽しみだったのが、牛の“ステーキ肉が安くで買える”ということ。アメリカ牛は日本でも売っていますが、日本で食べるより更にお安く食べられるっていったら、逃す手はないですよね?
ですが、一旦アメリカ現地で周囲の人と話してみると、“え、ビーフをそんな好きなの?”という反応・・・。
アメリカの人って、思っていたほど“ビーフ命”じゃないんですね~(笑)。実際、体によくないとされる“飽和脂肪酸”という脂質も多く含んでいるといいますしね。
それに実際に食べてみると、現地のアメリカの牛肉はちょっと“パサパサ”感があって、やっぱり日本のビーフ(和牛)と比較すると、グレードダウンという気が・・・。
牛の育て方も違うし、餌として食べさせているものも違うんで、サシの入り方や柔らかさが全然違う!
ということで、向こうで度々トライしてみたものの、結局、すぐに私の“ビーフ熱”は収まってしまい、普段はビーフ以外のお肉を好んで食べるようになりました。
今思えば、このパサパサに感じられる、アメリカンビーフの赤身肉の方が、脂身が少なくヘルシーで、日常いただくのには良いのかもしれませんがね・・・。
アメリカの魚についてはこちら ↓
実はアメリカでも高級ビーフは違う?
そういった感じで、その後暫くビーフステーキのことは忘れていたんですが、あるアメリカ現地の会社で働きはじめた際に、会社の社長さんに連れて行ってもらった高級ステーキ専門店に、愕然!
何と、そこでごちそうしていただいたステーキが、日本で食べてきたステーキと比較しても、比較にならない位、素晴らしかったんですね。
その専門店のステーキって、一食$50~$350位するんですが、口に入れるとトロけるように柔らかく、味わいも深い!
恐らくここのビーフって、現地でも高価な和牛級のお肉を使っているんではという感じ・・・。アメリカにも「有るところにはあるんだ~!」という事で、妙に感心してしまったのでした。
このサシがたっぷり入ったお肉が、体にとって健康的かどうかは別として(笑)、アメリカ人の“食通”は恐らく、こういうところで食べてるんでしょうね。
私が連れて行ってもらったステーキの専門店はコチラ(ご参考までに)
私も知らなかったアメリカン・ビーフの等級
また、当時私が知らなかったのが、アメリカのビーフって実は、“等級”で分けられているということ。そう言えば私は当時、お肉の等級まで確認して買っていなかったですね。
ご覧のこのサイト(下記リンク)の説明のように、アメリカのビーフってグレード(セレクト→チョイス→プライムで、プライムが最上級)が上に行くほどサシが多く入るから、日本のビーフとは異なるものの、より日本的な味に近づくのでは・・・と思います。
ステーキ肉の味に拘るときは、この等級を見て買うのが良いかもしれません。
参照元:
アメリカンビーフ&アメリカンポーク公式サイト(米国食肉輸出連合会)
アメリカで人気1位のお肉の種類は?
さて、冒頭はビーフからお話しましたが、データ的にもアメリカで一番人気で、私や周囲のアメリカ人が現地でも一番良く食べていたお肉は・・・実は鶏肉!
低脂肪で高タンパクでヘルシー、しかも安価ということで一番食べられているお肉。
それでアメリカ人がすごく美味しく料理するな~と思ったのが、なんと “鳥の胸肉”。
以前日本では、その料理法があまり出回っていなかったからかもしれませんが、鳥の胸肉は近所のスーパーではあまり見かけませんでした(もしかしたら、私の自宅の近所だけ・・・?)。
ですが、最近は本当に良く見かけますし、鶏胸肉を手作りの“鶏ハム”にするのも人気ですよね。
さて、ここでは鶏ハムは置いといて、私がアメリカで鶏胸肉の美味しさに目覚めてしまった、簡単料理法をご紹介したいと思います。これも超簡単で要チェックです!
アメリカで好まれる胸肉の簡単調理法
鶏胸肉4枚(骨なし)を用意します。
まず、鶏肉は観音開きにし(筋はとる)開いたところから半分にします。胸肉の表裏に塩胡椒(適量)する。
フライパン(厚めの)に、オリーブオイル(大さじ2杯ほど)を入れ、中火で熱する。フライパンの中に皮目を下にし、鶏肉を入れる。
タイム、ローズマリーなどのハーブを鶏肉の上から適量かけ、皮目の有る方が焼けるまで、5~6分そのままにする。鶏肉をひっくり返してまた5分程焼く。
大さじ4(4人分に対しての量)のバターと少量(お肉に一かけする位)のバルサミコ酢(フルーツ酢など他の種類の酢でも可)を鶏肉の入ったフライパンに入れて、バターが溶けるまでフライパンを(2~3分間)軽く振る。
最後にお好みにより、薄く切り(そのままでも良い)、お皿に野菜などと盛り付けて、出来上がり。また、焼き上がりの時間は、鶏肉の量によって若干異なってきますので、調整が必要です。
アメリカで人気3位の豚肉
また、豚肉もアメリカでは良く料理に使用しました。アメリカでは豚肉は、牛肉の次に良く食べられています(第3位)。
豚肉のロースは、生姜焼きや塩コショウしてバターまたはオリーブオイルで焼くと簡単に美味しく食べられますが、アメリカでは“ポークチョップ”という、骨付きの厚切り肉(幅は小さめのお肉になります)をよくディナーにしていました。
このポークチョップも簡単に料理できるし、食べごたえがあって美味なので、こちらでまたご紹介しておきます。
ハーブで味付けし、焼くだけの簡単料理です!
アメリカで好まれる骨付き豚肉の調理法
まず、お肉をペーパータオルなどで拭き、塩コショウ適量とイタリアンハーブ(タイム、ローズマリーなど)をたっぷりかける。
大さじ1杯のオリーブオイルを中火で火にかけ、骨付き肉を入れます。
そのまま肉は動かさず、3~5分位片方に綺麗な焼き目がつくまで焼く。
ひっくり返してもう片方を焼き目がつくまで焼く。中まで焼けているか確認してから、お皿にあげて、しばらく放置して完成(残り熱で更に煮えます)。野菜などと盛り付けます。
基本のこの焼くだけレシピは重宝しますね。また、ポークチョップは、ケチャップとも合いますので、同じフライパンでケチャップを温めた後、でき上がりのお肉にかけても美味です。
また、こちらも焼き上がりの時間は、若干お肉の量によって異なってきますので、調整が必要です。
アメリカで人気4位の七面鳥(Turkeys)
こちらもアメリカでたまにいただきましたが、これはどちらかというと感謝祭(Thanksgiving)でのお決まりの料理(クランベリーソースといただく料理)としていただいたと思います。また、クリスマスでももしかしたら、頂いたかもしれません。
その他―羊肉(Lamb/Mutton)
また、その他、羊肉もたまにアメリカではいただいていました。
羊肉には独特の匂いはしますが、それに慣れさえすれば、言わば“大人の味”。ジンギスカン料理を食べたことがある方は、想像いただけますよね。
一度試してみてくださいね。
では、お肉の話はこのくらいで・・・。
忙しいアメリカ移住後の生活を、シンプルな料理で乗り切ってくださいね!
参考資料: