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アメリカで生活していると、よく“Politically correct”という言葉を耳にします。
難しい言葉かなと思いきや、これがよく学生の頃から使っていたように思います。
英辞郎on the webから引用させていただくと、
1.〔表現・考え方・行動などが〕公正な、道徳的に正しい、差別[偏見]のない、差別にならない、差別的でない、非差別的な◆【略】PC ; P.C.
2.政治的に正しい
引用元:
https://eow.alc.co.jp/search?q=politically+correct
Politically correctとは、公正であるとか、政治的に正しいとか、道徳的に正しいという意味で挙げてありますね。
つまりは、誰の立場も脅かさない、差別のない正しさ。
では、実際に恒例の、“あちらでどういうときに使っていたか”というと、例えばですが、友人・知人が差別を思わせる言い方をぎりぎりで言いそうなときとか、あまり宜しくない表現を使っていたときなど、ちょっと注意したり・・・(It‘snot politically correct.)。自分でも訂正したりするときに、こっちの言い方のほうが“Politically correct”だよね(This is politically correct.)、と言いかえたり・・・。
それぞれの立場の人を全て尊重する言い方で言い直すんですね。(アメリカではこの点、並々ならぬ努力が必要ですよね。)
指摘しあうのがお互い多かったり(誰の立場からもただしい言い方をしようとするので微妙なときも、もちろんある)する際は、“それは、Politically correctではないよね”と言って、苦笑したりすることもありますね。
なので、この言葉を使うと、ちょっとアメリカでは上級者っぽく聞こえるかもしれません。
日本でも現在、LGBTQ問題や、男女の問題など、まだまだスムーズとはいえない問題が山積みしているので、きっと“Politically correct”っていうことばも、今まで以上に普及してくるっていう気がしますが・・・。
そういった意味では、アメリカのほうが発言1つ1つには、結構気を使っている国とも言えますね。
では、皆さん、“Politically correct”に注意して、スムーズな会話を楽しんでくださいね。