以前にも住宅街での交通違反などのパトロールについてお話しましたが、今回また、そのような日本と異なるアメリカの事情についてお話したいと思います。アメリカ生活が長くなると、知っておいた方が良い情報かと思います。
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米国は交通違反のパトロールが多い
一般的に、アメリカのパトカーは住宅街などをパトロールしていることも多く、アメリカでの運転が未熟な頃は特に注意が必要です。
忘れもしないある日。
私が一時住んでいたところの近所で、あと一歩というところにストップサイン(一時停止の標識)があるんですが、私は目視でストップサインを確認。いつも通りそこで一時停止後、再発進したのですが、後ろからパトカーが走っていた事で気が散ってしまい、少々短い停止になってしまった模様。
何と、住まいから歩いて何歩というところで、パトカーに止められ、「停止しなかった。」と違反チケットを切られることに・・・。
でも、この“一時停止”というのも、停止した時間の長さには厳格な決まりはないですし、ガイドブックには、“完全に止まる(stop fully)”ということしか書いてないんで、ほとんど引っ掛けに近いんではと思える程だったんですけどね。
米国はこういう時にパトロールが多くなる噂
ちなみに、住んでいた家のオーナーさんから聞いた話によると、例えば戦争のような国家としての緊張が高まったりする事があると、パトロールが増えてチケットを切られる人が増えるようだという噂もあったようです(お金が必要だからだとか何とか・・・。)。
そういうときには、警官一人に対する“ノルマ”が増えているようだと(笑)。
今もコロナ禍で大変なときだから、もしや・・・というのもありますね。
ジェイウォークもチケットを切るパトカー
また、私の友人の中で、ナント、驚きのジェイウォーク(信号を無視して道を渡る、横断歩道のない道を渡るなど)で違反チケットを切られた人がいて、これも驚きましたね。
ロックな人で、少々目立っていたのかもしれませんが(笑)。
また、私も違反チケットこそ切られなかったけれど、街なかの横断歩道を赤信号で、(気をつけて)渡っていたとき、パトカーから大音量で注意されたこともありました(汗)。
油断もスキもない・・・。
休日に不適切な路駐の指摘?
また、ある日は休日に自宅で友人と寛いでいたときのこと。誰かが「コツコツ」と住まいの入り口を叩く音が。
『誰だろう、新居なのに訪ねてくる人なんて。』と思いつつ出ると、そこには警官が1人。
「路駐できる範囲から、少し車がはみ出ているよ!」とのこと。
すぐに行って車を停め直しましたが、ほんのちょっとのはみ出し・・・。それで警官が直接来るなんて、なんか物々しいですよね。
アメリカ人はプライバシーを守るために工夫をしていた?
その際に友人から聞いたことが、実はアメリカ人はこういう事も含めてありうるから、プライバシー対策をしているということ。
自動車免許証等に使う住所は、私書箱などの住所を取っておいて、それを公式の住所として使っている人が多いそう。これは自宅の住所は公開しないためだとか。
なるほど~。アメリカ生活が長くなるとこういう事も工夫したほうが良いのかも、ですね。
おまけ-あの怪しい茶色の袋は何?
パトロールといえば思い出すのが、アメリカって日本と違ってほとんどの州で、街中など公共の場では飲酒が禁じられているってこと。
それで、アメリカって、ビールの大瓶でなくって、小瓶が良く好まれるんですよね。私もビール好きで、気軽にちょっと飲めて好きなんですが。
例により、街なかでビール(お酒)を持ち歩くのはダメなので、良くアメリカ人が行うのが、ブラウンバッグ(茶色の紙製の袋)にビールの小瓶を入れて、持ち歩きながら飲むということ。
でも、これって、隠してるつもりでしょうけど、サイズ的にバレバレですよね。
『持ってます!』と言わんばかり。
本当、こういうところ、彼らは可笑しい。
アメリカ人にとっては“公然の秘密”なるものか・・・(笑)。
ですが、最後に念の為お伝えすると、上記でお伝えしたとおり、アメリカでは街なかでもパトロールしている警官が多いので、真似はしないほうが良いと思います。
少々危険な香りがしますね(笑)。
では、アメリカではこんなことも参考にされて、安全に過ごしてくださいね!
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