アメリカ滞在10年間のサバイバル日記

アメリカと英語に魅せられた女性の滞在10年間のサバイバル日記

アメリカで自動車保険に入る、AAA(トリップルエー)に入る-気をつけたい事やおすすめしたい事は?

アメリカでの車の損害保険とロードサービスが必要になりそうな景色の道路

2023.3.16更新済:保険会社を追加しました。

 

 

2022.02.22更新

注: 本ページにはプロモーションが含まれています。

 

アメリカには自賠責保険がない-日本との違い

 

まず、アメリカの自動車保険と日本の自動車保険の大きな違いは、自賠責保険(強制保険)がなく、任意保険のみということがあります。加入者自身で最低限以上(法律で決められている)の任意保険に入ります。

 

また、もう1つ大きく違うのが、対人・対物保険に“無制限保証”がない事だそう。

私は車はもとより、車の保険にはそれほど詳しくないですが、こういった大きな違いだけ押さえておくと、スマートですね。

 

また、加入の際に保険会社から求められるのは、住所、名前、電話番号、生年月日、免許書番号、Social Sercurity No(ある人のみ)などの基本的な情報の他、次の事項となります。

 

保険会社に加入の際必要事項

 

  • 車種(モデル名、年代)
  • ピンクスリップ(Pink Slip)と呼ばれる所有権証明書(Vehicle Title)に記載された車両識別番号(VIN #)
  • 事故歴や違反歴

等です。

 

信じられないが、アメリカは無保険車が多い

 

運転中ヒヤッとする日本人女性

 

また、もう一つ覚えておいたほうが良いのが、路上には無保険車が結構走っている(※2015年のデータで13%の割合)ということです。アメリカの法律では自動車保険に最低限は入っておく事が決まっているのに・・・、です。

 

やはり、これも貧富の差のせいなのかと、ちょっと驚愕としますよね。

 

更に私が聞いて信じられなかったのが、車両同士で事故になって、相手に非があった際に、その相手が無保険車であった場合は、自分の車の保険でカバーすることになるリスクもあるということ。

 

それを保証するのが次の保険となります。

 

  • 無保険・過小保険車対人傷害保険 (Uninsured & Underinsured Motorist)
  • 無保険・過小保険車対物傷害保険 (Uninsured Motorist Property Damage)

 

自分の過失でもないのにと、本当に理不尽な感じがしますが、これには是非入っていたほうが良いです。私もこれは現地の人からアドバイス受けました。

 

参照元: Facts + Statistics: Uninsured motorists | III

 

アメリカに住むなら一度はまじめによんでおきたい・・・。

[rakuten:bookoffonline:12847663:detail]

 

歩行者の時も注意

 

また無保険車両の件で、ここで敢えてお伝えしておきたいことがあります。

 

運転していないときでも、自分が歩行者の場合も細心の注意を払いたいということです。事故に遭ってしまい、相手が無保険で運転していて、また賠償能力のない人ですと泣き寝入りもありえます。

 

こちらもアメリカ生活でためになる情報満載!

[rakuten:comicset:11069676:detail]

 

高級車との事故対策

 

高級車の赤いポルシェ

 

また、貧富の差の件に話は戻りますが、アメリカはBMW等の高級車、今ですとテスラ等の高級車も路上を走っている割合も多いですので、相手の車両にぶつけたりしてしまったことも考えて、車両への保証額も高くしておいたほうが安心です。

アメリカ人はアンブレラ保険も常識?

 

また、アメリカ人の常識ともなっているのが、事故になり相手から訴えられ、自分が加入している自動車保険の補償額以上の金額を求められた場合に備えて、アンブレラ保険というのがあり、それに密かに入っておくこと(補償額は$1,000,000-約1億円が一般的)だそうです。

 

こちらも、下記リンクが見つかりましたので、ご紹介しておきます。

www.lgisinc.com

 

自動車保険の保険会社はどこで入る?

 

私は、ロサンゼルスにいるときから車に乗り始め、そこで車の保険に入りましたが、保険をどこで入るかも重要だと思ったことがありました。

 

ロサンゼルス郊外の自宅近くの車の保険会社の代理店(オーナー1人でしているところ)に入り、車の保険に入りたいと言ったところ、

「日本の車の免許の翻訳を翻訳の資格を持っている人に訳してもらい、それを持ってこないと入れません(英語)。」

 

ということだったので、『私が日本人だからそうなのね。』と思い、言われた通りに翻訳会社に行き、その保険代理店にもっていったところ、更に他の書類(何の書類だったか忘れてしまいましたが・・・)も追加で持ってくるように言われたわけです。

 

ちょっとおかしいな、もしや入って欲しくないのかなと思い、現地の友人に相談したところ、

「大きな保険会社に直接電話してみたら?」という返答。

 

即、大手の保険会社(私の記憶が正しければ会社はGEICO)にフリーダイヤルで電話したところ、車両保険の営業担当で、親切でハキハキ、信頼できる(と思える)人が出てきて、こちらの要望を伝えると、すぐおすすめの保険を見積もってくれました。

 

現地の友人に報告したところ、「やはり大きい会社で余裕のあるところがベターなのよ!」ということで、こちらも納得の瞬間でした。

 

強い味方はAAA(トリプルエー)

 

車の緊急事態でロードサービスに電話するアメリカ人男性 イメージ

 

さて、もう1点、車を運転する際に知っておくと便利な会社があります。ロードサービスのAAAhttps://mwg.aaa.com/automotive)です。

 

AAAは自動車保険も良い(保険の見積もりも取って貰いましたが、担当の方の対応が、すごく良かったです)ようですが、私はロードサービスを使っていました。私は車自体にあまり詳しくなかったので、AAAは凄くありがたい存在でした。AAA人口はアメリカは高いです。

 

一度、スーパーマーケットで買い物した後、急にバッテリーが無くなってしまったときも、すぐ駆けつけてくれましたし(10分~15分位)、タイヤがパンクしたときも確か頼んだと思います。バッテリー代はそのときお支払いしたと思います。

 

一人でちょっとした遠方に出かけたときなどもAAAがあるので、いつも来てくれる安心感がありました。

 

今回、AAAのサイトで今どれ位の料金でロードサービスを利用できるのか、以前に住んでいた郵便番号(ZIP CODE)を入れた所、

 

会費は$50位/月でした。これで車音痴の人でも安心が買えるなんて、良いのでは・・・。

 

ロードサービスのAAA。かなり懐かしいです。

 

色々ご紹介させていただきましたが、では、現地でのドライブの際も安全にお過ごしくださいね。

 

注: 本記事の内容は、記事発行時点での筆者自身の経験や見解、独自のリサーチによるものです。記事内に記載のいずれの事項についても、手続きや保障内容などの詳細については必ず、各保険会社や保険代理店に正式で最新の情報について確認が必要です。

 

こちらもよく読まれています↓

surviving-us.com