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洗濯の仕方にも国民性が見える
洗濯物は干さない?
さて、以前にもアメリカのアパート等では、ランドリー施設はアパートに備え付けの共有のものだったり、近くにあるコインランドリーを使うことが多いことはお話しましたが、数あるアメリカの生活習慣の中で、ちょっと驚きだった事があります。
それはアメリカでは洗濯物は外に干さないという事があります。
アパートだったら、その建物の景観を悪くして値打ちを下げてしまうからなど理由はあるようですが、一般的にアメリカの洗濯機は大きいですし、乾燥機(ドライヤー)も強力、すぐ乾いてしまいますので干す必要もないのです。
私の場合、はじめのうちは、乾燥機による衣類の損傷を気にして、繊細な作りの衣類はネットに入れて乾燥機にかけるなどしていましたが、そのうち丈夫な衣類しか買わなくなりました(笑)。
洗濯はいつやってるの?
また、アメリカ人は、洗濯はまとめてする派が多いようです。
毎週金曜と土曜には、アメリカ人はどこかに出かけたり、パーティーへ出席することで忙しいですので、洗濯をする人はごく少なくなりますが、日曜日は逆に大混雑です。
アメリカ人の友人からそう聞いていたので、予定のない金曜日に洗濯ものをランドリールームに持っていったところ、本当にガラ空きでした。
洗濯施設でも目撃
この、アパートの住人でランドリー施設を共有するという面白い習慣で、ちょっとアメリカ人らしいなと思うことがありました。
日本人だとアパートに備えつけのランドリーがあれば、きっと時間をきっかり見ていたり、終わる頃にランドリー室に戻ってくる人のほうが多いと思うのですが、アメリカ人は、そのままランドリーが自動で終わっていても、そこに洗いが終わったものを置いてあることが多い(忘れている)ことでした。
私はちょっと効率悪いな~と思っていましたが、アメリカ人はその辺り、あまり気にしない人が多いようです。ほったらかしの他人の洗濯物があった場合は、暫くして戻ってきてから、自分の洗濯をするようです(但し、洗濯物の盗難には気をつけないといけません)。
私の場合、どうしても時間がないときには、乾燥機の中の洗濯物(前の人の)を備え付けのバスケット等に入れ、どかしてから使っていましたし、他にそのようにしている人も。
アメリカの生活もこういうところは、アナログ的、ちょっと非効率だったりして、大変面白いです。
はじめは、不思議に思ったり、面倒くさく思ったりするかもしれませんが、せっかくなので心に余裕を持ち、それも含めて楽しみたいですね。