アメリカ滞在10年間のサバイバル日記

アメリカと英語に魅せられた女性の滞在10年間のサバイバル日記

アメリカでの郵便の送り方と私のショックな失敗談

アメリカの郵便受け

 

 

注:本ページにはプロモーションが挿入されることがあります。

アメリカでの郵便の送り方は?

 

アメリカに移住してから暫くしても、ささやかな感動はあったりするのですが、「本当に便利~」って思ったのが郵便ポストのこと。

 

アメリカでは、郵便局の人が、出したい郵便物(送付したい郵便物)を郵便受けから持っていってくれるという便利さ。

 

日本でも、スヌーピーのイラストが好きな方は目にしたことがあると思うのですが、あの郵便受けについている赤い棒を立てておくと、郵便局の人がお手紙を持っていってくれる、っていう・・・しくみ。

 

実際に郵便受けから持っていってくれるところは見たことないのですが、これは本当に助かる風習です。

 

郵便受けといつもの習慣を信じすぎた私の失敗

 

私は何回もロサンゼルスで引っ越しをしているのですが、1度住居費を削りたくて、治安的には、良いエリアの隣の「まあ、生活には大丈夫でしょう」と思われる「中のちょっと下」程のエリアに引っ越したことがあります。(微妙な表現でごめんなさい。)

 

引っ越し先のそのアパートの郵便受けには、一軒家の家庭で良く使われる、赤い棒を立てておくスタイル(冒頭の文を参照)のものは使われてなく、郵便屋さんだけがアクセスできる鍵つきのものが備えてありました。

 

“Outgoing Mail(送付する郵便)”と書いてあるスロット(入口)があったんですが、普通はわざわざ郵便局にいかずに、そこに送りたい郵便物を入れておくと郵便屋さんが持っていってくれます。

それである日、いつも通りに支払い用の小切手を封筒に入れておいたんですよね。

 

その後引っ越しの後始末が終わって、その月の公共料金やその他支払いを済ませて安堵したその日、銀行口座の残金を見ると、なぜか$300(日本円で3万円程)どうしても足りないんですよね。

 

何かキツネにつままれたような感じだったんです。

 

その後、毎月銀行から送ってくる私の口座のstatement(ステートメント:収支報告書のようなもの)が来たので確認をしたところ、使用済みの小切手のコピーのページに、使った覚えのない内容と見覚えのないサイン(署名)が。

 

なんと、誰かが改ざんして私の小切手を使った形跡があったんですね。

 

改ざんされて使われてしまった小切手

 

使われた小切手の金額はナント・・・$300。聞き覚えのある額。

 

アメリカ人の友人に経緯を話したところ、こういうことでした。

 

誰かが私のアパートの郵便物(送付用のスロットに入れていた郵便物)を抜き取り、私の書いた小切手を何らかの方法で漂白し、スーパーマーケットで$300の小切手を書いて食品を購入、使った(盗んだ)と推測されると。

 

友人も、「漂白したのか・・・。」とショックを受けていました。

 

おかげで、ちゃんと支払いしたつもりでいた支払い先からは、再請求が来るし、生活費は減るしで、本当に腹立たしいできごとでした。

 

どうしたら良かったか?

 

結局、何が悪かったかというと、治安の良いエリアでは、郵便物を抜き取ったりする悪い人はいないので、そのまま郵便屋さんが持っていってくれ、問題ないのですが、新しく引っ越した先が劣ったエリアだったため、郵便物の盗みにあってしまったんだということ。

 

そういえば、あの“Outgoing Mail”と書いてあるスロットは、空いた口がちょっと広かったんですよね。その後、銀行にこのトラブルを報告して損失を取り戻そうとしましたが、結局泣き寝入りということに・・・。

 

友人からのアドバイスでは、「悪いエリアでは、郵便物は正規のポストまで行って、ちゃんとポストに入れること」ということでした。

 

く、くやしい。せっかく、住居費を削れたのに・・・。

 

アメリカの治安は住む所に左右される

 

それから私は、その後良いエリアに引っ越しても、支払いの小切手が入った封筒は正規のポストから送ることにしました(不便になりました。)。

 

アメリカは、住んだエリアで治安も決まってしまうところ。できれば良い地域を選んで住んだほうが良いですが、ちょっと外れたところでは細心の注意をしたいものです。

 

また、追加ですが、小切手送付の際は、封筒から透き通って小切手だと分からないように(小切手が見えないように)、紙に包んで送ったほうが良いですね。

 

何でもそうですが、慣れてきた頃が危ない。アメリカの生活も油断は禁物です。

 

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