2022.01.18更新
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アメリカの運転免許は簡単に取れてしまう
私は英会話の先生から、「アメリカで運転免許を取るのは簡単!」と再三言われていましたのであまり驚かなかったのですが、実際、本当に簡単に取れてしまいます。
私は日本でも教習所に通って3ヶ月位だったか、会社帰りにきつい思いをして取ったので、本当に「あれは一体何だったんだろう?」と思ったぐらいです(但し、日本ではマニュアル車の運転でしたので難しかったというのもあります。)
まあ、日本とアメリカでは国土の広さも全然違いますから、日本では運転にもっと気をつけないといけないからね、と私なりに納得しました。
なんと、日本の国土はアメリカのカリフォルニア州ぐらいに収まってしまう広さなのだそうだから。
ちっちゃ・・・。
アメリカの運転免許取得年齢は州による
アメリカでは、州によって運転免許が取れる年齢(何歳から取れるか)は異なっており、それぞれの州のDMV(Department of Motor Vehicles:車両管理局)の公式ホームページを調べるか、問い合わせたほうが良いです。
アメリカ政府公式サイト-州別のDMV Officeのホームページ
ちなみに、私が住んでいたカリフォルニアでは、18歳以上になるまで免許は取れません。(詳しくいうと、申請は15.5歳から可となりますが、運転免許が実際に取れるのは18歳になってからです。)
アメリカの一般乗用車 運転免許の取り方(カリフォルニアの場合)
まず、準備と運転免許を取る手順は下記の通りに行いました。カリフォルニアでの手順ですが、参考のためにご紹介しておきます。
必要な準備(学習)
1.運転免許取得用の問題集が存在するのでそれを勉強する。
「アメリカ 運転免許 筆記試験 問題」とキーワードを入れてグーグル検索すると、色々なサイトが試験問題を公開しているようですので、数日、空いた時間に何パターンかの練習問題を、暗記できるまで勉強すると良いです。
また、試験問題は、36問中6個以上不正解だと不合格となります。試験時間はたっぷりあります。
2.DMVのハンドブックを読んで仕上げる
最後は、DMVの公式サイトにあるハンドブックで仕上げると、後々までバッチリだと思います。
DMVでの手続き-必要なもの(持参するもの)
- パスポート(有効なビザがあるもの)
- 受験料(普通免許・Class C): $38(※)
- ソーシャルセキュリティナンバー(ある場合)
- 日本の免許証、国際免許証(ある場合)
- 申請書(DL44)(オンラインで先に申請した人は、その確認番号)
- 公共料金の請求書など住所を証明するもの(2種)
- I-94(出入国記録)
(I94 - Official Websiteから最新分をダウンロードして印刷する)
カリフォルニアでは、留学生もソーシャルセキュリティ番号なしで免許が取れるようです。
留学生の場合は下記も持っていきます。
- I-20またはDS-2019
また、DMVの受付の係の人の中には、知らずに「ソーシャルセキュリティナンバーなしでは免許は取れません。」という人がいるかもしれません。
アメリカでは、職員の情報の持ち方が均一でない場合が良くあるので、係の他の人に再度確認してもらう等すると良いです。アメリカでは大胆に、しぶとく頑張ります。
※:実技も含めての受験料です。
(https://www.dmv.ca.gov/portal/driver-licenses-identification-cards/licensing-fees/)
DMVでの手続きと試験
私の場合は事前予約はして行かず、早めにDMVに行き列に並びました。ですが、予約をしていったほうが待ち時間は少ないかもしれません。
DMVは良く混むとかで、現地の人からは悪名高いようですが、私は余裕を持っていつも行ったせいか、あまり嫌な思いはしたことないです(笑)。
DMV公式サイト-Appointment Scheduling(アポイントを取る)Appointment Scheduling - California DMV
次がDMVでの手続きですが、下記の通りにすすんでいきます。
DMVに着いたら
1.DMVに置いてある申請用紙(DL44)に書き込む(今はオンラインでもお申し込みを受付けているので、事前に入力すると早いですが、もしかしたらオンラインは、永住権保持者のみが対象かもしれませんのでご注意ください。)
参照元:DMV-Start application(申請を行う)
( Apply Online for a Driver License or ID Card - California DMV )
2.申請用紙(DL44)をDMV窓口に提出。
記載した申請用紙を窓口に提出します。
項目1のように、オンラインで事前に申請を入力できた場合はconfirmation No.(確認ナンバーまたは受付番号のこと)さえ持っていけば、DMVの職員がネット上に保存されている情報を引き出せ、残りの処理をしてもらえます。
3.必要なもの一式(準備してきた各種証明類など)を出し、筆記試験を受ける。
当日は、試験の係の方に「日本語で受けます。」と言うと、日本語のテストを受けられました。
試験後、合格/不合格をすぐ言われます。
4.その他、視力検査、写真撮影など係の人の指示に従います。
5.合格したら、Instruction Permit(インストラクションパーミット)と呼ばれる運転の練習許可証がもらえます。
Instruction Permit(練習許可証)とは?
DMVでの筆記試験後貰えるこの許可証は、車の免許を持った大人が横に乗っていれば、運転して良いという許可証となります。
この許可証をパスポート等の身分証明と一緒に携帯し、カリフォルニア州の運転免許を持つ18歳以上の同乗者が助手席に乗ってくれて監督してくれれば、路上練習(路上運転)ができることとなります(実技試験の当日も同様)。
Instruction Permit(練習許可証)の有効期間は1年なので、その間に運転を練習して、実地試験を受けることとなります。
参照元:DMV公式サイト練習許可証の申請方法 https://www.dmv.ca.gov/portal/driver-licenses-identification-cards/instruction-permits/
実技試験の準備
車の準備
さて、実地試験の準備は下記にご説明しますが、面白いと思ったのが、当日試験で使う車についてです。
現地の人は通常、試験で使う車を、なんと(!)自分で用意します。試験を受ける本人が、カリフォルニアの免許を持った人に同伴して貰って実地試験に向かうか、運転してもらって車を持ち込みます。
また、ドライビングスクールに通っている場合やフリーランスのドライビングの先生に習う場合は、車を貸してもらえるようです。レンタカーという手もありますね。
また、当たり前のようですが、車の保険はかけていなければなりませんね。
実技試験の予約
次は、いよいよ、実地試験です。
1人でも運転できそうと自信がついたら、実技試験(behind-the-wheel driving test)の予約をします。
オンラインで予約するか、DMVオフィスへ電話して試験の日時を予約します。
DMVオンラインでの予約:Make Appointment
(注:ここでもオンラインで予約できないと、メッセージが出てしまったら、諦めて電話するか、DMVオフィスに直接行って予約します。)
一般的に、アメリカでは、ほとんどの人は基本の操作、基本の運転ができれば合格すると言われています。
当日、保険の加入証明書や車の登録証、運転練習許可証(Instruction Permit)は忘れずに持参します。
ドライビングスクールは試験当日車も貸してくれる
実は私の場合は、日本で完全にペーパードライバーだったので、アメリカでの運転は怖く、現地でフリーのドライビングの先生に習いました。レッスン料はその都度お支払いする形式です。(ネットで検索して先生は見つけました。)
確か1ヶ月間位、その先生用のブレーキ付きの車で習いました。
このフリーのレッスンは、自分の好きなときに先生と日程が合えば来てくれるので、本当に助かりました。中国系アメリカ人の良い先生で、実技試験当日もその先生の車で迎えに来てくれ、先生の教習車で試験を受けました。
DMVの試験官もアジア系の人で、「この子をどうぞよろしく!(英語は忘れました)」と言ってくれ、大変心強かった事を覚えています。
実地試験当日
当日の試験では、試験官の指示に従って路上を運転し、20分前後で終わったと思います。
最後の最後運転を誤り、同乗者席で試験官にブレーキを踏まれ停車させられたにも関わらず、無事合格できました(ほとんど落ちたと思ったんですけどね。)
その後、合格を言い渡され、無事後日、念願の運転免許証が送られてきました。
やれやれという感じですよね。思い出すと・・・。
(※上記の情報は、すべて2021年3月現在のものです。)
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