2023.05.25更新:ためになるおススメ書籍、素敵なグッヅなど追加しました。
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アメリカ人はパーティーが好きだが参加すべき?
アメリカ人ってパーティーが好きって良く聞きますが、実際はどうでしょうか。また、日本のパーティーとはどう違うのかや、楽しく参加できる心がまえ等、アメリカ在住10年の百花がお話します。
百花も現地に行ってしばらく分からなかった事もありますので、ご期待あれ!
多すぎるパーティー
さて、のっけからこれなのですが、やはりアメリカ人はパーティーが大好きです。どこかで聞いたとうりでした。ここまでとは・・・(笑)。
アメリカ人は一般的に、パーティーに呼ぶのも好きだし、呼ばれるのも好きです。知り合いになって気が合いそうと思うと、すぐ友人同士のパーティー、家族のパーティー、ご近所さん同士で楽しむパーティー等に呼んでくれたりします。
私は一時期、あまりのパーティーの招待の多さにイヤになってしまった事が正直あり、「1人でゆっくりしたい。」と思ったり。何と言って断ろうかと思うことも度々・・・。
でも、社交が好きな人やパーティーピープルにとっては、まさに天国でしょうね。人脈も広がるでしょうし、気を張らずにどんどん出席したい。アメリカ人もパーティでは普通に、連絡先を交換し合ったりしますので。
パーティーの形態
ポトラックパーティー
また、パーティーの形態も色々あって、完全に料理を持ち寄りのPotluck Party(ポットラックパーティー)もあるし、ホスト(主催者)が料理を用意してゲストを待つときもあります。
Potluck Party(ポットラックパーティー)の良いところは、それぞれが料理を持ち寄れるから、費用的にも、準備の手間的にも気軽に開催できるということ。学生達の集まりなどに良いですよね。
私も、講義の終わりに大学で行われたパーティーに一度参加。自分で作った簡単な冷製パスタを持って行きました。料理は必ずしも手作りを持っていく必要はなく、料理が苦手な人なら、どっかのレストランから買ってきたものを持っていっても良いようで、実際にそうした人も多かったようです。
(私もそれを知っておきたかった・・・。)
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Sit-down Dinner Party(着席式のパーティー)
また、パーティーの形態としては、限られた人数の人を呼んで、着席順を決めて行うパーティー、Sit-down Dinner Party (着席式の夕食のパーティー)もあります。友人の親戚のパーティや、仲の良い友人同士で毎年恒例で集まるパーティーなどがこれでした。
この場合は、呼ぶ人数は予め決まっていますし、ホスト(主催者)が料理などもプランニングし、準備して招待してくれます。
立食パーティー
また、アメリカで多かったようなのが、テーブルにつかない立食形式でのパーティーです。この場合は、主催者(ホスト)に、
“Can I bring some friends(友達を連れてきて良いですか)?”
と聞いてOKが出れば、友人を同伴しても良いタイプ。その場合、ホスト(主催者)に予め何人位で行くか伝えておくと親切です。
この立食形式のパーティーというのがアメリカでは多く、アメリカ人らしい楽しみ方。広いリビングやバルコニーにお酒や料理が置いてあって、それらを楽しみながらミングル(歩き回って話しをする)する。好きな人とおしゃべりしながら、自由に過ごします。
パーティーをハシゴするアメリカ人
この立食パーティーは一番気楽なパーティーで、始めから終わりまで必ずしもどっぷり参加する必要があるというわけではなく、「あとで寄ってみます。」的な感覚で、ちょっと顔を出しても歓迎されます。
また、人生を最大限に楽しむアメリカ人らしいな~と思ったのが、週末のパーティを、一晩でいくつもハシゴしていく人の存在。それぞれのパーティーにちょっと顔を出して、「〇〇さんにも呼ばれているから。」と言って、いそいそと次のパーティーに出かけていく人。
そうすると、ホスト(主催者)の方も「寄ってくれてありがとう!」って言って、送りだしていたのが、カジュアルで良いな~という印象でした。
私はそこまでエネルギッシュではないので、そういうパーティーのハシゴはしたことは無かったのですが、羨ましい限り。
また、ちなみに、招待客は思い思いの時間に帰ってOKな事が多いので、気軽です。
どこでも楽しめるアメリカ人
また、立食パーティーと聞くと、広い一軒家でしかパーティーができないと思われがちですが、なんと、一人暮らしの小さなアパートサイズの所のリビングでも、できます。
要はおもてなしの気持ちが重要で、美味しいお酒と美味な料理、音楽あり、親しい友人ありのパーティーだったら、それぞれの人と立ち話をして、思い思いに楽しむので、省スペースで可能なのが面白い。
小さなアパート(といってもアメリカのサイズなので日本より大きめではありますが)でも、10人~12人位の人数でも充分楽しめた記憶があります。
ホームパーティなので、友人もちょっと座りたい思えば、カウチに座ったり、あるいは自由に体操座りなんかしてくつろいでましたね。
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パーティーでの習慣や振る舞い方
mingle(ミングル)
また、パーティーでの立食パーティーで知っておきたいのが、ミングル(歩き回って話しをする)の仕方。話がはずむ人とか興味が持てる人と自由に会話しますが、特定の人と長く話した後、ちょっと場所を移動して他の人と話したいときもありますよね。
そういうときにアメリカ人は、
“I’ll go and get some drink.(ドリンクを取ってきます。)”
とか言って、気まづくならずにさらっと場所を移動しますので、このセリフは便利です。本当にドリンクを取って戻ってくる人もいます(笑)が、大体が場所を移動したいときの合図だと思って良いです。
紹介してもらう
また、友人に連れられパーティーに行った際にはやはり、初めて会う人に対して、軽く紹介をしてもらうと緊張もせず、スムーズかと思います。
また、そこは気さくなアメリカ人。もちろん紹介されなくても、目が合った人に“Hi(こんにちは).”と自分で挨拶して、気軽に話始めるのも◎です。
アメリカ人の友人の中には、連れて行った友達をそっちのけで社交に没頭してしまう人もいたりしますので、そこは自分でも楽しめるようになっておく方が安心です。
私もほったらかしにされた事が何度もありますが、アメリカでのパーティー修行だと思い、社交も頑張っていました(笑)。
アメリカらしいパーティーフード
最後にパーティでの料理に関して、ちょっぴりビックリしたアメリカらしい(カリフォルニアらしい?)話をご紹介したいです。
まだアメリカに渡ってあまり長くない頃、あるクリスマスパーティーに呼ばれたときのこと。
パーティーの料理が置いてあるテーブル上に、ブロッコリーやカリフラワーの茹でていないもの(生)が置いてあるのを発見! 私はそこで初めて、この野菜たちは、そのまま食べられるということを知ってしまったのでした(笑)。
アメリカはグワカモレ(アボカドとライム、スパイスなどを混ぜたメキシコ料理)などのディップが人気なので、こういった生野菜を、浸けて食せば美味なんですよね。
メインのディッシュももちろんテーブルに置かれていますが、ディップはアパタイザー(食前のスナック)として簡単に準備できて、便利。トルティーヤチップ(とうもろこしからできたチップ)にもつけると美味しい、カリフォルニアではどこでも良く見かけていた美味フードでした。
では、食いしん坊の私らしく、アメリカでのパーティーのお話はここで締めくくりにしたいと思います。
“Enjoy your parties in USA!”
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