アメリカ滞在10年間のサバイバル日記

アメリカと英語に魅せられた女性の滞在10年間のサバイバル日記

アメリカ ハリウッドのゴシック系ナイトクラブはLGBTフレンドリー?

アメリカのナイトクラブ イメージ

 

 

2023.02.18更新:おすすめの書籍を追加

(注: 本ページにはプロモーションが含まれています。)

 

アメリカの本格的なナイトクラブシーンって、どんなものなんでしょうね?

本日はハリウッドで探求したナイトクラブについてです。

 

妖しい魅力のナイトクラブ

ちょっと妖しいミステリアスな雰囲気には引き寄せられてしまう、私。ハリウッドのナイトクラブはそんな好奇心をちょっとくすぐられるのには最適な場所。

 

ある日、友人に誘われていったのが、ハリウッドで人気のある、大人の男女が向かうゴシック系、フェティッシュ系ナイトクラブ

 

ゴシック系、フェティッシュ系といっても、黒尽くめのちょっとセクシーな服装の人ばかりでなく、普通の衣装の人もいるInclusive(インクルーシブ:排他的でないこと)な感じの場所。

 

入場料も$10以下で、お財布に負担のない金額で助かる。

 

入り口から入ると?

 

バーに入ってすぐの所には、スタイルの良い女性ダンサー達がボンデージやゴシックファッションを身にまとい、踊っている様子が・・・。音楽もうるさすぎず、心地よい音量のホール。

 

う~ん、見ているだけで別世界、非日常の雰囲気に包まれる・・・。

 

カクテルも頼めるバーもあり、また知り合った人達とそれぞれ話ができるテーブル、気ままに音楽に合わせて踊れる広いスペースもありで、それぞれ思い思いの過ごし方で楽しめるところのようでした。

 

階上のBDSM(ボンデージなど)スペース

 

階上に上がると、ボンデージバーらしく、ちょっとセクシーな格好をした女性2人(スタッフ)が、(いきなりハードな話題になってゴメンナサイ)で軽く鞭打つ格好でパフォーマンスをしているのが見える。

 

BDSM専用の台のようなものの上で、本格的にハードなパフォーマンス(どんな!?)が繰り広げられるかなと思いきや、ちょっとセクシーな動きだけのデモンストレーション。そりゃそうだわ、こんなところで危ないことされたら困るわ・・・(笑)と思いながら、充分雰囲気は楽しめる感じ。

 

おしゃべりが楽しめるスペースへ

 

友人とクラブ内を一回りして、ちょっと一息つくためにカクテルをオーダーし、グラスを持ってテーブルへ・・・。

そこで友人と寛いでいると、そこに座っていた感じの良い男女のカップルが、話しかけて来ました。

 

女性はセクシーな黒づくめのゴシック系服装で、露出多め。髪もゴシック系に染めたのか、アメリカ人の女性(白人)にしては少々珍しい黒髪。黒を中心とした色でメークをしていて、なかなかセクシー。

 

話が弾むと、その彼女は、「私、日本や日本人が好きなの。日本の着物の女性のタトゥーもしてるわ」と言いながら、真っ白な肌に映えている、美しく、見事なタトゥーを見せてくれました。

 

お世辞かなと思ったけど、本当に日本のカルチャーが好きなんだわ、と納得。一方の男性は、ちょっとドレッシーで綺麗めの黒っぽい服装をして、ソフトな感じの人のようでした。

 

インクルーシブ(排他的でない)な環境

 

ゴシック系のランプ

 

それにしても、ゴシック系、フェティッシュ系のナイトクラブって、このハードな見た目や雰囲気からはビックリするほどフレンドリーなんだわ~という感じ。

 

カクテルが注文できるバーの前に置いてある椅子には、かなり大柄で女装をしたトランスジェンダーまたはクロスドレッサー(transvestiteという)の人が、寛いで微笑んでいる。

 

後から聞いたんですが、ゴシック系のナイトクラブって、比較的LGBTフレンドリーなんですってね。ゴシック系やボンデージファッションで仮装並みのファッションが“普通”のこのクラブの雰囲気だと、そのまま溶け込めるから、それも不思議はないですよね。

そこでは話こそしなかったけれど、“人と違う”ことを恐れない人が好きな私は、この雰囲気に大満足!

 

 

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お手洗いで〇〇〇な誘い?

 

ちょっと疲れてきたので、このへんでバスルームへ・・・。このナイトクラブは人気で、お手洗いを使っている人も多い・・・。

 

鏡を見て身だしなみを整えていたところ、ある女性が、鏡に向かっている女性に何か言っているので、耳を傾けると・・・。

 

“私は女性もOK、カップルもOKよ!”

 

気づいたときには、私の方も向いて言っているではないですか・・・。

 

アメリカって、すごいな~。』(想像もつかなかったバスルームでの出来事で、ボキャブラリー少なめの私・・・)(苦笑)。

 

ゴシックファッションのカップルのテーブルに戻ったら?

 

元のテーブルに戻る途中、一緒に出かけてきた友人と会うも、あのゴシックファッションのカップルから、「彼女(私のこと)は私達と一緒にいて大丈夫だから・・・。」と言われたと伝えられ・・・(苦笑)。

 

そのカップルがいるテーブルに戻った私は、アルコールも程よく回ってきて、気持ちよくなり、かなりリラックス。

 

彼らは、まだそこでマッタリしている感じだったんですが、また一緒に楽しく話が始まると、「私はバイセクシャル(好きになる相手を、女性、男性どちらでもよく、性別にこだわらない人のこと)で、彼氏とはカップル。私は女性も好きだけど、彼氏は気にしないわ。」といった身の上話的なことをしてくるではないですか。

 

聞くところによると、その透き通るように色白な彼女はまだナント、年齢も20歳程。家がリッチなのか、毎日働く必要がないんだとか・・・。『羨ましい境遇。毎日をこうやってエンジョイするだけでいいのね。』と私・・・。

 

でも、一連の身の上話を辿っていくと、私は彼女から“ナンパ”をされているのかな、という感じ。

 

いや~、いくら私が好奇心旺盛な性格だといっても、そのお誘いはちょっと違う・・・。大分違う・・・(笑)。

 

 

アメリカは日常からの逸脱ができる遊びが楽しい

 

こんな感じで、ちょっとアメリカのナイトシーンを垣間みてみましたが、アメリカって、こういう非日常体験のための大人の空間が結構あって、なかには、ちょっと妖しい香りのする出会いなども楽しむ人もいるんだな~と感じた経験でしたね。

 

それから、アメリカでの社交って、立ち居振る舞いのポイントがあって、話してみたいな~と思った人と目が合って微笑むと、向こうも同じ感じで微笑んでくれたら、それは話していいよ(またはアプローチしていいよ)というサインなんだとか。

 

アメリカ人の友人に聞きましたけれど、さりげない“スマイルとアイコンタクト”が重要なんですよね(わざわざ言うまでもないかな?)

ちなみに、私はこれはあまり上手ではなかったんですが・・・(笑)。シャイすぎて・・・。

 

また、前述の可愛らしいカップルとは、暫く軽い会話を楽しんだ後、その後離れ、ダンスができるフロアーで再会。彼らは思い思いにダンスをして、自然な感じで楽しんでいるようでした。

 

それにしても、アメリカ人はダンスをするのが自然で、板についているんですよね。日本人も下手でもなんでも、踊ればいいんですよね。楽しむのが一番!

あるアメリカ人の知り合いから言われたのが、「皆、フリーフォームで踊って楽しんでいいんだよ~。だれも気にしないからね。」ということ。

 

さて、私と友人は、その後は踊り疲れて、あのカップルに軽くハグをして別れ、家路に着きましたけど、こういう日常を離れた空間が、こんな感じで幾つもあったら気分転換ができて、良いですよね~。

 

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ハリウッドのゴシック系ナイトクラブはインクルーシブでプレイフル

 

ゴシック系の黒のお洒落なコルセット

 

このようなゴシック系、フェティッシュ系のナイトクラブは、ホームページを読むと、“それ系の服装”をしてくるようおすすめしますと書いてあるので、常連になれば、それぞれ“仮装”っぽく、ちょっぴりハードだけどセクシーなファッションに週末は身をつつみ、いつもと違う自分にもなれたりして、リフレッシュできそう。“毎週末ハロウィーン”的な・・・。

 

アメリカ人の“プレイフル(遊び上手)”な一面を、こんなところでもまた、見せて貰ったな、っていう感じ。アメリカ人って、個人個人楽しむのが本当、上手!

 

・・・ということで、私が連れて行ってもらったゴシック系のナイトクラブは、名前は忘れてしまったので(ゴメンナサイ)、ハリウッドで一番人気がありそうで、評判も良いクラブが見つかったので、それを下記に貼っておきます。

 

BAR SiNiStER公式サイト

www.barsinister.net

 

また、東京でも似たようなナイトクラブがないか、念の為探してみました。

 

他にも幾つかあるようですが、こちらはフェティシュとかSMマニアのための交流サロンのようですね。場所は銀座だからちょっと高級なところのよう。

 

Fetish Bar Black Heart公式サイト

https://www.bar-blackheart.com/

 

ちょっとハリウッドの雰囲気とはまた違うようですが、楽しみ方はそれぞれですよね。

 

また、最後に、本記事と関連してLGBTフレンドリーでインクルーシブな街サンフランシスコについての記事も以前にご紹介しております。よろしければそちらもお読み頂けたら嬉しいです。

 

では、良いアメリカ生活を!

 

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