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サマータイムとは
今、日本でもその導入が協議されているサマータイム。
日照時間が長くなる(日の出が早くなる)時期に、時計を1時間進めることにより、明るい時間がより長く取れるようになるというもの。
レジャーや生活に時間が有効に使えるようになったり、明るい時間が増える事による電力消費が節約できるといことで始まったそう・・・。
でも、私は、夏なんかは、ちょっとその効果については疑問。活動できる時間が長くなって、逆にエアコン等で電力使うんじゃないかな、とも思ったりするんですけどね。確かに照明に使う電力は少なくなるかもですが・・・。
実際、アメリカでも、サマータイムはやめたほうが良い意見もあるそうなんですよね。
さて、そんな懐疑的な意見もあるサマータイムですが、その開始日と終了日については、はっきり次のように決まっているようです。
- サマータイム開始:3月の第2日曜日2時AM
- サマータイム終了:11月の第1日曜日2時AM
メモしておくと便利かも・・・。
また、サンフランシスコでは別名、“Daylight Saving Time(デイライトセイビングタイム)”と良く言ってましたね。
実際は疲れる
というわけで、私はアメリカで“サマータイム”と聞いても、「ナニソレ?」状態だったんですけど、簡単に1時間時計を先に進ませる(ずらす)だけ。
例えば、時計の時間を変えずに元のままにしておくと、今まで朝7時に起きていたのが、朝8時に起きることになってしまうということ。
新しい夏時間では、1時間時計を先に進めるので、以前と同じ7時に起床するとなると、1時間早く起きなければならなくなるんですよね。
1時間も睡眠を削られて、朝に弱い人には更につらい!
これが結構体調的にはキツくて、慣れるまで約2週間位かかってしまうんです。
その後は新しい時間で世の中は周るので、何事もなかったように生活していくんですが・・・。
夏時間で失敗
そういうちょっと、日本人にはなかなか慣れにくいサマータイムなんですが、私的にもちょっと、苦手。
忘れもしないサンフランシスコでのはじめてのサマータイム。
私は友人から前もってサマータイムについて教えて貰ったものの、週末の間に忘れてしまい、そのまま月曜日に突入。結果、大学の講義に1時間遅刻することとなってしまったのでした(私の時計では遅れていないんですよ、もちろん)。
不思議なことに、周囲は遅れてきている人はいず、皆きちんと新しい時計に慣れている様子。
遅れて来た私に、「サマータイム知らないのだね~」の、皆のニンマリした視線が飛んできてました。
皆、なぜちゃんと覚えているんでしょうか・・・?
くやしい!(笑)
サマータイムでの注意は? 寝る前にこれをするだけ
ということで、私みたいな、みっともない失敗をしないために覚えておいた方が良いのは、サマータイムが開始となる前の日の就寝前に、全ての時計の時間を1時間進ませておくこと。
また、以前の時計では1時間早めに起きることになるので、早めの就寝がよいと思います(これが眠れないことが多いんですが・・・。)。
逆に、サマータイムが終わるときには、時計を1時間戻すことになります(ややこし!)。
アメリカ人はこれが早い?
さて、サマータイムをいち早く採用しているアメリカ。サマータイムは明るい時間を有効に使う策の1つではありますが、そもそも、アメリカ人は早起きの人が多いんですよね。
本当、健康的な人達。
“早起きは三文の徳(The early bird catches the worm)”ってアメリカの諺でも有るからですね!
私も驚いたんですが、そこは“経済大国”アメリカ。さすが(!)です。
早い理由
それで私は、アメリカに長く住んでいる人に、「アメリカ人ってそんなに早く起きて何しているの~?」と聞いたことがあったんですが、結局、FX(為替取引)や株の取引、その他の副業をしたりということだそうで・・・。
今だと、インターネットビジネスや仮想通貨などに没頭している人も多いでしょうね。
また、通勤がある人は、交通渋滞を避けて早く通勤する人も多いらしい・・・。アメリカでは、自分の車を自宅周辺で路駐する人も多いんですが、その路駐スペースが、かなり朝早くからガラガラになることからも分かります。
中には、朝4時頃から仕事に向かう人もいるらしく、『ひや~っ』て感じ。
もちろん、ジム(スポーツセンター)も朝早く開いていて、運動をしてから会社に行く人も。
アメリカ人って、ちょっとやそっとの遅刻などにはあまり厳しくないのに、朝が早いのは意外ですよね。
会社勤めをしている人は、アメリカの会社ってフレックスが普及しているので、朝、レギュラータイムの2~3時間も早く会社に行く人も多く、午後3時位には勤務終了して帰宅するのもアリだとか・・・。
まあ、個人個人の仕事の区分がハッキリしているアメリカだから、可能なライフスタイルかもしれませんが・・・。
朝は早く出て、早く終わり、その後は家族と過ごしたり、家の事をしたり・・・。
アメリカ人のこういうこところ、メリハリがはっきりしていて、やっぱり尊敬してしまいます。朝に弱い私にとっては特に!
では、長くなりましたが、将来はそんな“できる”アメリカ人達と頑張ってくださいね。
良いアメリカ生活を!