アメリカ滞在10年間のサバイバル日記

アメリカと英語に魅せられた女性の滞在10年間のサバイバル日記

アメリカでの病院へのかかり方は? 全く知らなかったこんな事も!

 

アメリカの薬の容器 イメージ

 

 

注:本ページにはプロモーションが挿入されることがあります。

 

アメリカの病院での診察は?

 

アメリカでの滞在が長くなると、当然、体の不調を感じる時も。でも、アメリカで病院に初めてかかる際は、色々と不安が大きいものです。そこでこちらでは、病院で診察をしてもらうときのお役立ち情報、エピソードなどをご紹介します。

 

病院を予約する

 

持っている保険によって違うかもしれませんが、私はPPO(Preferred Provider Organization)(※1)を持っていましたので、まずは保険会社から貰った、医療保険が使える医療機関のリストを見て、最寄りの良さそうな病院を探しました。

 

私の場合はUCSFメディカルセンターが大きく自宅にも近かったので、何かと安心だと思いそこに行くこととなりました。

 

まず、病院の受付に電話して行きたい診療科と日付とを伝えると、予約できる医師を教えてくれますので、予約を入れて貰います。

 

※1:PPO(Preferred Provider Organization):ネットワーク内、ネットワーク外の両方の医療機関で治療が受けられる保険の種類。通常、ネットワーク外の医療機関へ行くと、個人負担金が割高になってしまう。

 

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大きい病院では通訳を付けてくれた

 

最後に、電話受付の人が、”Do you need an interpreter? Which language?(通訳は必要ですか? どちらの言葉?“と聞いてくれました。

 

私はその頃はすでに現地での英語にも慣れてきて、病気の事も問題なく説明できると思いましたが、アメリカでの病院の受診は初めてでした。なので、アメリカ人の医師に不安を与えてはと思い、通訳はありがたくつけて貰うことにしました。

受付の方もそう勧めてくれました。

 

また、クリニックのような小さい診療所にも行ったこともあるのですが、その際は、通訳の話は出ず(恐らく、いないんだと思います)、自分で症状やそれまでに罹ったことのある病名もメモしてから診察に行きましたが、問題なく診療して貰えました。

 

Nurse Practitioner(ナースプラクティショナー)

 

メディカルセンターに再診で行きたかったときなのですが、その際に医療保険会社のリストを見て、医師をどの人にするか選ぶんですが、その中に女性の名前でNurse Practitionerという職の方がいました。日本には無い珍しい制度なのでご紹介したいです。

 

アメリカのNurse Practitioner(ナースプラクティショナー)とは一定レベルの医療行為ができる、看護師さんと医師の中間の職業(上級職)です。

 

私は、ちょうど診察をしてもらいたい日に、そのナースプラクティショナーと予約が取れるということだったので、その方に診てもらうことにしました。女性だったので婦人科系は何かと助かるし、ナースプラクティショナーも優秀と聞いたからです。

 

当日、その方に診てもらいましたが、医師と変わらない安定感。その後も継続して、同じナースプラクティショナーにお世話になってました。

 

日本も医師不足ですので、医療行為ができる同じような職があったら、優秀な方が活躍できますよね。

 

アメリカでは常識となっているPap Smear(子宮頸がん検診)

 

最後に、アメリカで成人女性は行ったほうが良いとなっている婦人科の検査がありますので、ご紹介しておきたいです。

 

日本では、子宮頸がん用のワクチンの接種を受けたほうが良いとか、また、副作用などのニュースが良く出ますが、“子宮がん検診”の話はあまり聞かないな、と思うのは私だけでしょうか?

 

私もアメリカに住む前は、気になる点が特に無ければ、婦人科には行っていなかったのですが、アメリカでは成人女性はPap Smear(子宮頸がん検診)を毎年受けることが標準となっているようで、私も友人に勧められ毎年検診を受けていました。

 

子宮頸がんについてはこちらでは説明は控えますが、Pap Smear(子宮頸がん検診)では極めて初期段階のガンになる前の細胞を見つけて貰うことができるので、大変助かる検査です。

 

私は日本に戻ってきた今でも、このPap Smear(子宮頸がん検診)の検査もかかりつけの医師のところで受けています。

 

予防医学の面で大変良い事だと思いますので、この記事を読んでくださっている女性の方にも、日本在住、アメリカ在住に係わらず、最低でもPap Smear(子宮頸がん検診)の年一回の検査は受けることをおすすめしたいです。

 

では、アメリカで健康な生活を楽しんでくださいね!